今回はシャンソン歌手であり八丈太鼓仲間の「あみさん」のライブを聴きに、そして、昨年2024年11月に来た時に知った渋川の遺跡を見に1泊で群馬県渋川市に来ました。
今回のシャンソンライブは、あみさんの歌と手作り6弦ベースのセッションで、始まる前は「えっ、ジャズ?」と思ったりもしましたが、始まるや否や、6弦ベースの音域の広い音色と、あみさんの透き通る歌声に引き込まれていきました。途中で6弦ベースとあみさんのドイラ演奏によるパーカッションがありました。アドリブ感がありとても興奮しました。
あみさんの990回目のまったりトークの後半でこの時のパーカッション演奏を流していますので、良かったら聴いてみてください。
(あみさんの990回目のまったりトーク)
https://radiotalk.jp/talk/1298853
ここ日本シャンソン館は、フランス人画家クロード・モネの愛した庭園をイメージして作られた庭の草花、藤棚と緑色の太鼓橋がかかった「睡蓮の浮かぶ池」がとても素敵です。
あみさんのライブは到着した日の翌日だったのですが、翌日は雨天の予報だったため、到着した日も日本シャンソン館に入館して庭を散策しました。
晴れた日の「睡蓮の浮かぶ池」
雨の日の「睡蓮の浮かぶ池」も素敵です!
2024年11月の「睡蓮の浮かぶ池」は前回のブログに掲載しています。
https://ameblo.jp/dondoco3210/entry-12876008104.html
日本シャンソン館の庭は四季折々の草花が咲いていて、いろんな発見がありました。
ルノワールの絵のような木漏れ日
ハート型の蔓の葉
ぜんまい?
今年は日本シャンソン館設立30周年で、シャンソン歌手で日本シャンソン館設立者の芦野宏さんの絵をパッケージに描いたドリップコーヒーなどが販売されていました。
私はコロンビアと東ティモールのドリップコーヒーを購入しました。
コロンビアのドリップコーヒーは、コロンビア豆の浅煎りと深煎りをブレンドしたもので、風味が良く、酸味と苦味のバランスが良いと感じました。東ティモールのドリップコーヒーはまだ飲んでいません。これからのお楽しみです。
芦野宏さんの絵をパッケージに描いたドリップコーヒー(左がコロンビア、右が東ティモール)
渋川市内には複数個所に遺跡があり、半日で全てを観るのは困難なので、友人の吉岡さんの提案で、まずは群馬県埋蔵文化財調査センターの発掘情報館に行きました。発掘情報館にはたくさんの調査報告資料が展示されています。
群馬県埋蔵文化財調査事業団がまとめた調査報告資料
館内の展示を見て、6世紀の古墳時代(1,500年前)に榛名山が2度噴火し、火山灰と火砕流によって渋川市金井地域が被災したことを知りました。2012年~2017年の発掘調査で、鉄製の甲(よろい)を着たままうつ伏せに倒れている古墳人などが渋川市金井地域で発見されました。きっと、突然の火砕流で逃げる間もなかったのでしょう。このような発見は日本で初めてのことで、世界的に見ても貴重なものだそうです。いわば「日本のポンペイ」です。
6世紀初期の噴火(渋川市金井地域を含む地域が被災)
6世紀中期の噴火(主に渋川市金井地域が被災)
渋川市金井東裏遺跡で発見された甲を着たままうつ伏せに倒れている古墳人(レプリカ)
渋川市金井東裏遺跡の発掘現場の跡地(発掘現場は地面の2m下)
(おまけ)
初日は、伊香保温泉の街を散策しました。
伊香保温泉には、伊香保神社に続く365段の石段とそこに広がる温泉街があります。この石段温泉街は戦国時代の1576年(約450年前)に白井城主 長尾輝景(ながおてるかげ)の家臣団に温泉とともにこの地が与えられ、石段を中心とした屋敷が作られ、石段温泉街として発展していったようです。
伊香保神社近くにある標識
浮世絵に描かれた伊香保の石段街(ロープウェイ発着建屋内に展示)
温泉というと「温泉まんじゅう」を思い浮かべますが、伊香保温泉の温泉まんじゅうのほとんどは「こしあん」です。「潰しあん」、「つぶあん」の温泉まんじゅうを売っているお店がそれぞれ1軒ずつあると聞き、寿屋というお店で「つぶあん」の温泉まんじゅうを購入しました。
伊香保で唯一「つぶあん」の温泉まんじゅうを売っている寿屋
私はつぶあんが大好きです!