来年2025年11月15日から26日に開催される「東京2025デフリンピック」の予選競技大会知人のデフアスリートが出場するため、12月1日に駒沢オリンピック公園に応援に行きました。

 

競技会場の入口付近

 

デフリンピックは、4年に1度開催される、デフ(きこえない・きこえにくい)アスリートのための国際スポーツ大会で、競技場に入った時点から、補聴器等の使用は禁止され、競技運営の国際手話のほか、スタートランプや旗などを使い、「目」でわかる様々な工夫が行われるようです。

 

スタートランプ

 

電光掲示板に手話者の映像と文字情報が表示されていました。応援席や競技場内では手話による選手との会話があちらこちらで見られました。

 

手話者の映像と文字情報

 

手話ボランティアの方々

 

会場にはデフリンピックに関するいろいろな情報が掲載されていました。

 

デフリンピックとは

 

東京2025デフリンピックの競技会場

 

デフアスリートによる競技を見るのは初めてでしたが、音のない世界で逞しく競技する姿に心を打たれました。手話で激しく会話をする姿にも感動しました。私も手話を覚え始めたところですが、手話と笑顔を交えてコミュニケーションできるようになりたいです。

 

デフリンピックはまだまだ認知度が高くないのでしょうか。応援席が閑散としていたのがとても残念でした。

 

閑散とした競技会場

 

中学校で講演をした時の知人のデフアスリートの言葉を紹介します。この言葉にいつも元気付けられています。

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人生において影響を受けるのはやはり「人との出会い」だと思っています。不思議なことに好きなこと、やりたいこと、目の前のことに本気で取り組んでいると、縁が繋がっていきます。

障がいや苦手な事を言い訳にして、手を付けていないこともあるはず。

「やってみないと分からない!」という精神で、中高生の皆さんには日々を大切に過ごしてほしいなと思います。

 

『 「本気」

本気ですれば大抵のことができる

  本気ですれば何でもおもしろい

  本気でしていると誰かが助けてくれる 』

 

中学の時の担任の先生に教えてもらった大好きな詩です。

前を向いて人生を楽しく過ごそう!!

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東京2025デフリンピック 公式サイトはこちらです。

 

駒沢オリンピック公園のススキが綺麗でした。