ハーブ「テナアダム(TENAADAM)」は、別名「コヘンルーダ」「フリンジルー」と呼ばれるミカン科のハーブです。沖縄では「イシャナカシグサ」(医者泣かし草)と呼ばれていて、煎じて飲むと、解毒、風邪、神経痛、リウマチなどに効果があるとされています。

 

えっ、なんでハーブの話をするのかって、

実はコーヒーのメッカであるエチオピアではハーブ「テナアダム」をコーヒーに入れて飲むのです。

 

エチオピアではコーヒーセレモニーという文化があり、お客さんに対してコーヒーを振舞います。ちょうど日本のお茶文化のようなものです。

コーヒーセレモニーでは、コーヒーの生豆を煎じるところから始め、焙煎したコーヒー豆をムカチャという臼で潰して、ジャバナというポットで煮立てます。煮立てたコーヒーを小カップに注いで1杯目を飲み、その後ジャバナにお湯を足して小カップに注いで、テナアダムをコーヒーに浸して2杯目を飲みます。さらにジャバナにお湯を足して小カップに注いで、塩やバターをコーヒーに入れて3杯目を飲みます。

 

ハーブ「コヘンルーダ」をメルカリで購入して、コーヒーに入れて飲んでみました。

コーヒーが柑橘系の風味に変わります。

購入したコヘンルーダは一度枯れそうになりましたが(ほぼ枯れてしまいましたが)、緑色に復活しました。

ハーブは強いです。