40年前よりはるかに難しい日中関係 | 大器は早成し、小器は晩成する

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50代で仲間と一緒に飲食業を起業、煩悩即菩提的なブログ

現在の日中関係悪化について、日中間のパイプがなくなったとか、政治家の力量がないとか、好きなことを言っている人がいます。


そのときに持ち出すのが、田中首相や大平外相、毛沢東や周恩来です。

確かに、当時の政治家は偉大だったと思いますが、現在の状況は当時より複雑かつ困難だと考えられます。


日中間の当事者は、それぞれの政府と国民で4者ですが、当時は中国の国民の意見を顧慮する必要がありませんでした。

また、日本の国民も、ニクソンの電撃的訪中で、中国との国交回復を望む声が強かったと記憶しています。日本国内での障害は、右翼と親台湾の議員ぐらいでした。


ところが、今は、しっかり当事者が4者で、それぞれの国民は相手国に対して強硬姿勢が圧倒的です。

政治家も、日本は中心線が右側に寄っていますし、中国にはそもそも親日派などというものはいません。


政治は冷たくなっても、経済が相手国を必要としているといっても、中国では、現実的に不買運動が後半に発生しています。

経済界は、それぞれの企業が中国にどの程度依存するのがよいのか独自にはかっているでしょうから、いつまでも経済交流だけが盛んということにはならないでしょう。


ということで、現状の両国間の関係は複雑で、また今の政治家が拙劣でもない、国民も愚昧ではない、ということで、解決しないということになります。


これからは、必要最小限の経済交流だけになり、本音を隠した文化交流がなくなり、すっきりした関係になっていくんじゃないですか。