古本屋さんで「ダライ・ラマ自伝」を買って読みました。
- ダライ・ラマ自伝 (文春文庫)/ダライラマ

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チベットが中国の一部であるかどうかについて、立場により異なる意見はありますが、近代化国家の成立により、辺境地域に主要民族の植民や移住が進み、土地が収奪されていくのは、どの国でも変わりないようです。
この本を読んで、「チベットの独立を」に同調するものではありませんが、チベット人の人権・財産・文化は侵してはいけないという主張は当然であると思いました。
翻って日本を見れば、同じようなことが北海道で行われました。
日本では1870年代から日本人の移民が進み、民族の権利擁護など全く考えない時代であり、アイヌ人の権利や文化はほぼ抹殺されました。
日本は、国連の「先住民族の権利に関する宣言」に促されるなどして、2008年に「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議案」を国会で採択しました。
もっとも、実質的には、国も国民もアイヌ民族に対して文化・権利や財産の回復を図る動きはありません。
声高に他国の少数民族の権利を主張するにもかかわらず、日本のアイヌ問題について全く触れないのなら、ひきょう者と言われてもしかたありません。
日本の場合は、アイヌはいなくなっちゃったからしょうがない、過去のことだから、ということですか。
アイヌの権利が失われて久しく、権利の回復のしようがないというなら、北方領土だって現状を追随するのが当然だということになるでしょう。
国連人種差別撤廃委員会は、日本の差別についてアイヌ・沖縄などについて勧告などをしています。
ちーとは反省しましょうよ。
http://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2010/03/post-69.html