舞台写真【ザ・シェルター⑥】 | 舞台裏

舞台写真【ザ・シェルター⑥】

みなさま、こんばんはスター

 

12月がスタートしましたね。

今週の木曜日からグッと冷え込み、雪マークのところもあるようです。

私も先日、雪に備えて冬タイヤに交換しました。

 

運転にお気をつけて温かくしてお過ごしください鍋

 

 

 

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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。

(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)

 

 

 

 

劇団どんちょうの会 第72回公演

 

『ザ・シェルター』
 

作 /北村想
演出/三浦勝則

 

 

【舞台写真⑥】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-----幕------

 

 

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【振り返り】

 

・暗くなったシェルターの中、センジュ―ローはセンタに

 「シェルターの天井にプラネタリウムの装置を付けたらどうか」

 「星の見えないところに、人間は住むべきじゃないよ」と静かに語りかけます。

 そして優しく明るく「今度、トンボ捕りに行かないか」と誘います。

 まるで子どもの頃のセンタに話しかけているかのように。

 N也さん自身もここの台詞は思い入れが強かったようです。

 

・サトコも横になったセンタに語りかけます。

 「核戦争があったとして、人々がシェルターの中に入って戦争が終わるのを待つ間、

 家族は一体どんな話をするんでしょうね」

 「やっぱり台風の話でしょうか」

 

・シェルターの中で過ごし生き残るとはどういうことなのか?

 自然を感じて家族とそれを語り合って…そういうことが生きるということなのではないか?

 この作品のテーマが語られる大事なシーンでした。

 

・みんなが眠った後、誰かの夢のシーンになります。

 センタとカノが夜空を見上げ、センタは優しく星座を教えてくれます。

 そこへセンジュ―ローがやって来てみんなで線香花火を楽しみます。

 幻想的で穏やかな場面でした。

 線香花火の仕掛けはまた後日ご紹介いたします!

 

・そしてまた闇。煙の臭いで目が覚めたセンタは線香花火の燃えかすを見つけます。

 みんなが眠っている間にカノが内緒で花火に火をつけてしまったようです。

 

・カノを叱りつけるセンタ、異変に気が付くサトコ。

 なぜかこのタイミングで電気が復旧し、コンピューターが作動、

 入り口のドアが開きます。外はすっかり夕焼けです。

 

・センジュ―ローは「もう、ちょっと御免だな」とカノと外へ出ていきます。

 

・センジュ―ローの置いていった荷物が目に留まるサトコ。

 中から出てきたのは風呂敷と、赤い傘。まさかあの時の…?

 

・カノとセンジュ―ローがトンボを追ってまた入ってきました。

 たもを振り回すもなかなか捕まりません。

 器用に捕まえたセンタは、宙に放してドアの方向へ飛び去る赤とんぼを見送ります。

 

・カノとセンジュ―ロー、そしてセンタとサトコが夕焼けに目を奪われ

 やがてシェルターを後にします。

 ラストシーンは10年前に上演させていただいた時と、照明や演技が少し異なり

 写真を撮りながら新鮮な気持ちで楽しんでいました。

 

 

・夕焼けがますます赤く、誰もいなくなったシェルターの差し込んでいます。

 

 

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舞台写真、今回が最終回です。

たくさんの写真と長い文章にお付き合いいただきありがとうございますスター

 

今後は

アンケートのご紹介、

仕込みの様子、

公演総括の様子、

舞台装置、

小道具アレコレ、

公演前後アレコレ、

 

などご紹介していきたいと思います。

 

よろしければお付き合いください。

 

 

それではみなさま、明日も良い一日をお過ごしくださいニコニコ花

 

 

(くまはち)