舞台写真その3
みなさま、こんばんは。
芝居はもちろん漫画や小説など、人の分析や考察を聞くのが好きです。
自分では苦手なのですが、同じ作品を見てこんな捉え方があるのかと感動を覚えます
お芝居の稽古や、いただいたアンケートを読むときも
いろんな方の考えや視点が見えてとても刺激になります。
どんちょうはただいまお休み中ですが、来週からは公演総括が始まります。
メンバーと作品を振り返っていくのも楽しみです
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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
(※写真はゲネプロ時に撮影したものです)
【舞台写真その3】
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【振り返り】
・N也さん演じる「野々村浩介」と、Iさん演じる「北見栄治」。
お互いに身の上話をして意気投合します。
・最初の登場時は火葬前だったので死装束は真っ白できれいでしたが
このシーンでは火葬中につき、死装束も煙草も焦げています。
衣装小道具チームのこだわりの一つです
・N也さんは役に合わせて髪を短く切り、Iさんは付け髭を装着。
稽古中Iさんの髭姿を初めて見たN也さんは笑いの発作が起きました
(珍しい…!)
・Iさんの付け髭、装着時に痛くないよう衣装小道具チームがガーゼを付けたり
そのガーゼを目立たないようコーヒーで染めたり、万全のサポートをしてくれました。
・K子さん演じる「野々村桂」が登場。(浩介の母)
なんと「桂」は「野々村」と「北見」の姿が見えるとのこと。
「野々村」曰く「かなりボケちまってて」とのことで、会話にきわどいところはあるものの、
「桂」の会話の切れ味は誰よりもキレッキレです。
可愛くてあっけらかんと聞きにくいことをズバズバと聞くおばあちゃん、
観客の皆様の笑いをたくさん引き起こしていました
・「北見」の死因や事情が明るみになり、「野々村」のツッコミが冴えわたり
「桂」は興味津々。そこに入って来た「牧」。もちろん「野々村」「北見」の姿は見えません。
気にせず一人でペラペラしゃべる「桂」を見て唖然とします。
「見えている人」と「見えていない人」の対比が楽しいです
・そこへ親戚一同が戻ってくるのが見え、「野々村」「北見」は隠れます。
【舞台写真その4】へ続きます。
それではみなさま、明日も良い一日をお過ごしください
(熊谷草)