舞台写真その4 | 舞台裏

舞台写真その4

みなさま、こんばんは。

あるいは、おはようございますニコニコ

 

公演から一週間が経ちました。

まだ頭と心は『みすず凛々』の世界にいて、ふとセリフが出てきます。

(ブログを書いているからでしょうか)

 

 

 

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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。

 

みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。

よろしければお付き合いください。

 

それではどうぞ!

 

 

 

【舞台写真その4】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【振り返り】

 

・大正15年2月17日、「テル」と「川本」の結婚式が挙げられました。そしておめでた…。

 これまでもいくつかあった大きな分岐点の一つです。

 

・「川本」役のN氏が着る「上山文英堂」の文字入り法被が、渋くて味があります。

 『もやしの唄』の前掛けと同じく、印刷した文字を不織布に書き写したものですキラキラ

 (M子さんが作成)

 

・下関や仙崎など山口県の言葉について、M子ちゃんとM貴ちゃんは

 関連する動画をたくさん見て、イントネーションなど参考にしたそうです。

 とても流暢で自然で、言葉に説得力があったと思いますニコニコ

 

・激昂する「松蔵」に「あんた…」とそっと声をかける「ミチ」…がイイ…!(言われたい)

 

・「川本」の女性関係のだらしなさが次第に明るみになります。

 多くのお客様を敵に回した「川本」。これだけハッキリと嫌われるキャラクターも珍しいです。

 フォローすると、演じたN氏は心優しい人です。これまでにない役で大変苦労していました。

 劇団内では「代役をやって楽しいキャラ」「実は演じたかったキャラ」と人気でした。

 ※ちなみに、新潮文庫の『みすゞと雅輔』(松本侑子著)では、お芝居で描かれなかった

  「みすゞ」「正祐」や「川本」のモデルとなった人物のやり取りなどを垣間見ることができます。

  「川本」もまた様々な苦悩を背負っていると分かります。

 ご興味のある方はぜひご一読ください。

 

・「前田リン」再々登場です。

 「みすゞ」をそばで見守って来たからこそ、語ることができる内容が多いです。

 

・『守唄』が素朴で優しくて哀しいです。

 

・「正祐」が送った手紙…「金子みすゞ」という大きな目標を失い戸惑い爆発しています。

 お互い13枚ずつ手紙を書き合ったというから驚きました。

 「みすゞ」は「正祐」からの手紙の「故人です」や「少しづつでも創っていったらいかがでしょう」

 という部分に波線を引いています。

 そして「ありがとう ありがとう…くりかへしよんで、わたしはうれしく、かなしく、やるせない」と

 書き込んでいるそうです。

 

・H恵さんが語った『朝顔の蔓』、朝顔の成長を応援する力強い詩です。

 娘の「ふさえ」や「正祐」を応援する気持ちも込めて語ってくれました。

 

・「西条八十」、下関にまで来てくれたのですね。憧れの方と会うことができて、

 「みすゞ」はどんなにか嬉しかったことでしょう。

 

 

【舞台写真その5】へ続きます。

 

 

 

それではみなさま、あたたかくしてお過ごしくださいお茶

 

 

 

(くまはち)