舞台写真その4
みなさま、こんばんは。
あるいは、おはようございます![]()
公演から一週間が経ちました。
まだ頭と心は『みすず凛々』の世界にいて、ふとセリフが出てきます。
(ブログを書いているからでしょうか)
* * * * * * *
さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その4】
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【振り返り】
・大正15年2月17日、「テル」と「川本」の結婚式が挙げられました。そしておめでた…。
これまでもいくつかあった大きな分岐点の一つです。
・「川本」役のN氏が着る「上山文英堂」の文字入り法被が、渋くて味があります。
『もやしの唄』の前掛けと同じく、印刷した文字を不織布に書き写したものです![]()
(M子さんが作成)
・下関や仙崎など山口県の言葉について、M子ちゃんとM貴ちゃんは
関連する動画をたくさん見て、イントネーションなど参考にしたそうです。
とても流暢で自然で、言葉に説得力があったと思います![]()
・激昂する「松蔵」に「あんた…」とそっと声をかける「ミチ」…がイイ…!(言われたい)
・「川本」の女性関係のだらしなさが次第に明るみになります。
多くのお客様を敵に回した「川本」。これだけハッキリと嫌われるキャラクターも珍しいです。
フォローすると、演じたN氏は心優しい人です。これまでにない役で大変苦労していました。
劇団内では「代役をやって楽しいキャラ」「実は演じたかったキャラ」と人気でした。
※ちなみに、新潮文庫の『みすゞと雅輔』(松本侑子著)では、お芝居で描かれなかった
「みすゞ」「正祐」や「川本」のモデルとなった人物のやり取りなどを垣間見ることができます。
「川本」もまた様々な苦悩を背負っていると分かります。
ご興味のある方はぜひご一読ください。
・「前田リン」再々登場です。
「みすゞ」をそばで見守って来たからこそ、語ることができる内容が多いです。
・『守唄』が素朴で優しくて哀しいです。
・「正祐」が送った手紙…「金子みすゞ」という大きな目標を失い戸惑い爆発しています。
お互い13枚ずつ手紙を書き合ったというから驚きました。
「みすゞ」は「正祐」からの手紙の「故人です」や「少しづつでも創っていったらいかがでしょう」
という部分に波線を引いています。
そして「ありがとう ありがとう…くりかへしよんで、わたしはうれしく、かなしく、やるせない」と
書き込んでいるそうです。
・H恵さんが語った『朝顔の蔓』、朝顔の成長を応援する力強い詩です。
娘の「ふさえ」や「正祐」を応援する気持ちも込めて語ってくれました。
・「西条八十」、下関にまで来てくれたのですね。憧れの方と会うことができて、
「みすゞ」はどんなにか嬉しかったことでしょう。
【舞台写真その5】へ続きます。
それではみなさま、あたたかくしてお過ごしください![]()
(くまはち)




























