舞台写真その6
みなさま、こんばんは。
千穐楽から早くも1週間
「今頃は19:00の回が始まった頃だな…」など思いを馳せていました。
そして終演後、すぐに舞台装置が解体され
翌日の11:00頃には元の小ホールの姿に戻りました。
「建てるのは時間がかかるのに、片付けはあっという間」。
作業中あちこちから聞こえる言葉です。
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さてさて、舞台写真をご紹介しますね。
みなさまと一緒に振り返って行きたいと思います。
よろしければお付き合いください。
それではどうぞ!
【舞台写真その6】
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【振り返り】
・演出チームにも
「役者やスタッフの裏話などあれば教えてください!」
とお願いしたところ、たくさん寄せてくれたのでご紹介させていただきます。
(↓ ピンクの文字)
・1場の冒頭と同じく、村松と九里子が桶を洗っています。
1場では頼りなさげな村松でしたが、このひと月ですっかり慣れたようです。
村松の成長を感じる場面でした。
・一本の芝居の中ですべての役に何らかの変化がある。
ということは、その過程をこの2時間の間に表現しなくてはいけない。
そこは一朝一夕では身につかない。バックボーンを考え、役と一緒に悩み苦しみ
初めて辿り着く。演出を通してとても勉強になりました。
・井戸とポンプもいい味が出ていますね
【舞台装置完成後の会話】
劇団員A「井戸の周りに苔があると、よりリアルだと思う」
劇団員B「それ絶対N也くんに言っちゃだめ!」
N也さんは睡眠時間を削ってでも本物の苔を採取したり、
果ては木を伐採しかねないと思ったのでしょう
(どんちょうの舞台装置には、N也さん所有の木や竹がよく登場します)
・恵五郎の亡くなった妻にそっくりのお見合い相手、八重が登場。
室の中に入った八重には、もやしの音は聞こえなかったようです。
静子と八重を演じたC子さん。
幹太を抱いて微笑んでいた静子とはがらりと雰囲気が変わります。
とある女優さんを意識して役作りしたそうです
・電話を取る九里子。その表情の変化に見入ってしまいました。
舞台写真その7へ続きます。
(くまはち)