舞台装置&小道具
みなさま、こんにちは。
今日は朝から曇り空が広がり、雨が降って来ました。
朝起きても真っ暗だし寒いしで、布団から出るのが辛いですね。
みなさまはパッと起きられますか?
* * * * * * *
さてさて、
今回は舞台装置&小道具をご紹介していきます。
舞台全景写真です。
舞台を色鮮やかに彩ってくれた木々です。
(N也さん提供による本物の木デス!)
上手側のスペースには、小道具をこっそり置いていました。
(じさまの布団、山一を叩く棒、末子の猿の面)
落とし穴ではありません
(下手側は木を設置後、装置チームが穴を塞いでいました。)
重しを乗せています。
ギャラリーから見た風景。
「親子劇」に欠かせない、のれん幕。
「どんちょうマーク」がポイントです
下手側ののれん裏。
早着替えができるよう、蓑をかけられる仕様にしてくれました
装置チームの心遣いがありがたやー。
上手側ののれん裏。
「山一」が木登りで使用する脚立。
餅つきで使用する杵がスタンバイ。
スモークマシーン。
拍子木と板ささらという和楽器も見えます。
ドライアイスマシーンとドライアイス。
(N元さんの特等席)
舞台後方にひょっこり顔を出しています。
(目立たないよう暗幕で覆われています)
「猿」の面。
(表と裏側)
「猿」達の衣装。
お面はもちろん、
アームウォーマーやレッグウォーマーを装着すると
スイッチが入ったとか。
衣装チームの愛が込められています。
臼や杵。
「発泡スチロール職人」のN元さんが、本気の仕事をしてくれました。
裏側にも美しい木目があります。
「末子」の花嫁衣装は、M子さんの家に伝わる200年前のもの。
可憐なかんざしは、K花ちゃんこだわりの作。
M子さんから
「姉様たちが末子のために作り、嫁入りの時心をこめて挿してあげたかんざし」
というエピソードを聞いた時、心が震えました。
「まさか自分たちの代わりに末子が」
という葛藤、
「無事でありますように」
という願いが込められています。
このかんざしのおかげで、
ラストシーンに気持ちがつなげることができたと思います。
二幕の前、楽屋で「お初」「お仲」が「末子」の髪に挿し、
送り出していました。
Cっとちゃんセット。
名前が分からないのですが、「草抜き」のシーンの時
「じゃらじゃら」と鳴らしていた和楽器。
そして「末子」にプレゼントした花束。
「じさま」のかつらと水筒。
ゴムボール、フェルト、毛糸、方眼紙を駆使して
Nちゃんが一から作り上げてくれました。
あまりにジャストフィットして、公演の合間も
「じさま」の頭から離れてくれなかったとか。
様々な方のご協力やお心遣い、工夫、遊び心の元、
今回も素敵な舞台装置や小道具などが舞台を彩り、
役者の背中を押してくれました。
ありがとうございました!
次回は公演前後の様子をご紹介しますね。
(くまはち)