舞台写真その3 ※写真いつもより多め | 舞台裏

舞台写真その3 ※写真いつもより多め

みなさま、こんにちは。


今朝の寒さも格別でしたね。

布団から出られないくまはちです。


聞いたところによると、今のところ

インフルエンザ患者は子どもより大人の方が多いそうです。


マスク&うがい&手洗いに力を入れるど―あせる




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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。


【舞台写真その3】



  

(なす術がなくなり頭を抱える「じさま」)

  
(「夜逃げでもするほか仕方ない」と言う「じさま」に「村人」が反応)


  

(猿の仕返しを恐れる「村人」)


  


  

(ここで「長老」が登場)

  

  

(「じさま」の思い付きを「名案」と称賛します)


  

(「猿をだまして人間の手下にし、嫌な仕事をやらせてしまえば人間は安泰」と。)

  
(コロス6人が「知ったかぶりの顔」「悪い顔」「キョトンの顔」など、全身で盛り上げます!)


  

(猿を仕込んで手下にするのは誰がやるのか…)

  

(期限はあと二日)

  

(隅の方で末っ子の「末子(よてこ)」がお手玉をして遊んでいます)


  
(「やはりこれは、誰かに嫁に行ってもらわないと…」)


  

(みんなの視線が「末子」に集まります)

  

(阻止しようとする「じさま」)

  

  

「長老」がなだめ、「村人」が脅し、逃げ場がなくなります。

  

(「おらが行く」と「末子」)

  

(「誰か行かなければ、待っている猿殿がかわいそう」とのこと)

  

(すかさず「長老」がおだてます)

  

(「村人」が「末子」を笑い、末子もみんなが楽しそうなので一緒になって笑います)

  
(「猿が歌を詠めるようになったら、里人の仲間に入れてやる」と言う「長老」)


  

(「村人」だって歌が何なのか知りません)

  
(「歌は人間の文化だ。歌を詠むことで、猿が猿でなくなることをねらいとしている。」)


「川上に花の林があればごそ 花の筏が流れつぐらん」(詠み人知らず)

「親思うよでこが山さ分け入りぬ 松の雫に袖ぬらすらん」(長老)


(ここで「長老」が読んだ2首がステキでした)

  
(「袖…?」歌を聞いて自分の袖を見る「末子」がかわいいデス)


  

(泣き崩れる「じさま」と励ます「末子」。ナデナデ)


  
(「久し振りの振る舞い酒を鱈腹(たらふく)飲めるな」とうれしそうな「村人」)


  
(「山一殿って、どったなお方だんべ」と期待に胸を膨らませる末子)


(約束の日は雨降り。みの笠をつけてコロス登場)

(人身御供の定法にのっとり、山祇様の社殿へ)

  

(「村人」にかつがれて、長持だんすは山を登って行きます)

  
(ざっざこざんざん ざあざあ)


  
(「じさま」と「姉達」も複雑な思いで見守ります)


  
(コロスが第一幕をしめくくる歌を歌います)



「災難よけに貢もん 人身御供は 末娘」

「村のためだと追ったでで 死のがいきよが あと知らぬ」



(歌いながら伴奏するJ子先生)


(舞台は無人となりました)


【第一幕 完】 


ここで休憩10分。




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【振り返り】


・長老の描いたシナリオ通りに進んでいくのが怖かったです。


・「村人」のやり取りや表情の変化が見どころでした。

 そして身を守るためならば、「弱い立場の人」を犠牲にしようという

 人間の弱さや集団の怖さが見えたシーンでした。


・第一幕のラスト、舞台袖でコロスの皆さんが

 協力して早着替えをしていく様が見事でした。

 

・第一幕は出ずっぱりだった「じさま」。

 第二幕は「山一」「末子」にバトンタッチ!



舞台写真その4に続きます。



(くまはち)