舞台写真その12
みなさま、こんばんは。
「いだてん」、ご覧になっていますか?
昨日もグッと涙をこらえながら観ていました。
大河ドラマをこれだけ一生懸命観ているのは久々かも。
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さてさて、舞台写真の続きをご紹介しますね。
【舞台写真その12】
【振り返り】
・「乙姫様はどうして玉手箱を浦島太郎に渡したのだろう」
「玉手箱を開けずに戻ってきたら、竜宮城の門を開けるだろうか」
「ムロマチ」の独白から始まります。
「ムロマチ」にとっての「玉手箱」とは?…という分析も行われました。
知らない女性と二人で事故死してしまった「夫」が、
ある日突然別れた日の姿のまま戻ってきたという戸惑い。
「乙姫様」になぞらえて、「ムロマチ」の悲しみが語られています。
・「アヅチ」「モモヤマ」登場。
「カブト」と「ナナコ」が一緒にどこかへ行ってしまい、「アゲハ」も行方不明。
探すのを手伝って欲しいと学校から言われたことを伝えます。
(「ヤンマ」のその後も気になるところ)
・「カニタニ」チーム登場。
図書館の片づけを「ミドリ先生」から頼まれたものの、
帰ろうとしていました。(元々は「ヤンマ」達がやるはずでした。)
・そこへ「ナツヤスミ語辞典」を抱えて「アゲハ」登場。
図書室で「ナナコ」から勧められたこの本が気になり、
朝から図書室にこもって読んでいたとのこと。
・「ナツヤスミ語辞典」は、
夏休みに関することを頭に思い浮かべながら開くと、
その光景が立体的に映るすごい本でした。
しかも、いくら読んでも読み終わらない、終わりのない本。
まるで理想の「夏休み」そのものです。
・「アゲハ」が10時間もの間、夢中になったのも分かります。
・「カニタニ」チーム、「ナツヤスミ語辞典」を体験!
「カニタニ」は「おばあちゃんの田舎で見たホタル」
「サルサワ」は「隅田川の花火大会」…
稽古場では音響効果に背中を押してもらいましたが、
公演本番は照明効果も加わって、役者もノリノリでした。
とどめは「ウスイケ」の「幽霊」。やはりこの子、ただものではない…。
・「ナナコ」登場。
「カニタニ」から腕時計を奪還すべく、一芝居を打ちます。
この時の「ナナコ」の悪い顔と、「カニタニ」の不安そうな顔が大好きです。
・そして騙されたと気が付いた時の「カニタニ」は反撃開始。
本当に指をポキポキ鳴らしていました。
北斗神拳が炸裂し、なぜか自身が炸裂。続いて「サルサワ」「ウスイケ」も。自爆?
「ナナコ」を追いかけます。
・実はこの「ナツヤスミ語辞典」、天国の図書館で「ナナコ」が借りたものでした。
「ちょうだい」という「アゲハ」に、
「あなたはいらないでしょう?あなたはもう持っているんだから」
「夏休みの真っ最中のくせに」とほほ笑んで立ち去ります。
舞台写真その13へ続きます。
「舞台写真」、いよいよ次回で最終回です!(たぶん!)
(くまはち)