「栗原能」を観てきました
みなさま、こんにちは
金木犀のいい香りが何とも言えず甘やかです。
一日一日秋が深まっていくのを感じます。
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さてさて、先日栗原文化会館で
栗原能【能・狂言鑑賞会】を観てきました。
番組は
◆狂言:清水
◆仕舞:屋島
◆能:船弁慶
開場時間より少し早めに行ったのですが
自由席とあって長蛇の列ができていました。
周りで並んでいる方も
「文化会館でこんなに並んでいるのは見たことがない」と
おっしゃるほどでした。
野村萬斎さん効果も大きいのではないのでしょうか。
小嶋英明さんによる「見どころ解説」のおかげで
内容を踏まえて観ることができました。
萬斎さんの表情や動き…目が離せませんでした
舞台に出てくるだけで空気が変わります。
コミカルで、でも無駄がなくて美しい。
声も張りがあって表情豊か。
いい役者さんってずっと見ていたくなります。
源義経役の子方の方も目を引きました。
(白石市の子ども能楽教室の方だそうです)
「船」の装置?がシンプルで斬新でした。
能の囃子も見事でした。
笛、小堤、大堤、太鼓…指揮する人はいないのに
独特の緊張感の中、見事に共鳴しあい音で舞台を作り上げていました。
ロビーでは一迫の能面教室「夢玄房」さんによる
能面展も開催されていました。
すごい迫力!
今回の狂言や能でも使用されたそうです。
しかもみんな白シャツでした。
大満足の2時間でした。
またぜひ来ていただければと思います。
(くまはち)