いただいたアンケートをご紹介させていただきます | 舞台裏

いただいたアンケートをご紹介させていただきます

みなさま、こんばんはフラミンゴ


2016年も残すところあと24時間となりました。

みなさま、いかがお過ごしですか?




* * * * * * *




今回は「公演アンケート」について、ご紹介したいと思います。





公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートの方で


「宮沢賢治の作品であなたの好きな作品はなんですか?」

 (他の作家でもOK!)


…というご質問をさせていただいたところ、

多くの方からご回答をいただきました。


ありがとうございました!


こちらでご紹介させていただきますねえんぴつ

(順不同)


◆銀河鉄道の夜

◆眼にて云ふ

◆雨ニモマケズ

◆注文の多い料理店

◆永訣の朝

◆生徒諸君に寄せる

◆グスコーブドリの伝記

◆春と修羅

◆どんぐりと山猫

◆よだかの星

◆セロ弾きのゴーシュ

◆風の又三郎

◆雪わたり

◆虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)

◆オツベルと象

◆星めぐりのうた

◆ポランの広場

◆岩手軽便鉄道の一月


◆吾輩は猫である

◆失楽園

◆火花



「銀河鉄道の夜」と書かれた方が多かったです。

初めて聞く作品もあり、読んでみたいと思いました。


私は先日の三カ年計画さんの朗読ライブでも読まれていた

「カイロ団長」が最近のお気に入りですカエル



そして…


お芝居の感想やご意見の一部も

ご紹介させていただきますね。



◆観客の我々がそれぞれの切符を受けとめ、つないで行くんですね。

◆観終わった後、何かふわぁ~っとした気持ちのよさを感じました。

◆流れる音楽や最後の歌がとても心地よく胸に響きました。

◆花巻を思う心にジーンと来ました。

◆思い残しがないように一日一日を生きたいです。

◆冒頭の音楽とナレーションを聴いて涙が出ました。

◆賢治の力強さ、時には弱々しさ、そして優しさが伝わって来ました。

◆人買いにどんどん人が吸収されていく様子が、時間の経過を物語っていると感じました。

◆人買いの神野さん、実はいい人かもと思いました。

◆主役のH夢くんが素晴らしかったです。

◆照明、音響、大道具、小道具が行き届いていて、転換も飽きることなく観ることができました。

◆個人の演技が特出することなく、一つの作品として観ることができました。

◆花巻弁が懐かしかった。

◆「N也くんが歌ってるー」と思った。

◆賢治と刑事のやりとりが感動した。

◆座っている場面が見えづらかったのが残念。

◆農民として生きていったじじを思い出しました。

◆歌うシーンが多くてうれしかったです。

◆思い残し切符、自分は何を思うのでしょうか。

◆病院でのお兄さんの長台詞、すばらしかった。

◆ちゃんと生きて行かなくっちゃと思った。

◆こわかった。

◆子ども達にも観せてあげたい。

◆難しい作品でした。

◆これからも演劇の理想郷を目指してください。

◆『舞台裏』(公演パンフレット)のコメントも楽しみにしています。

◆井上ひさしの長台詞、お疲れ様でした。

◆「想いはめぐる」「人をつなぐ」と思った。

◆それぞれの想いが高尚な花となって結実した見事な劇でした。

◆駅長さんがおもしろかった。

◆重たいメッセージの劇だけど、クスッと笑えるシーンもあって良かった。

◆宮沢賢治の生き方がよく分かった。

◆農民はどちらを向いて生きればいいのだろう。

◆思い残しのない人生を送りたい。

◆映画とは違う手作りの良さを感じました。

◆「それぞれの農村が世界の中心となれ」というセリフは、改めて仕事の原点を見た思いです。

◆故郷の花巻のことを思いながら観ました。

◆最後の星球がきれいだった。

◆音響が絶妙でした。




いただいたメッセージの1つ1つが

私たちの何よりのエネルギー源です金h肉



たくさんの「声」をお寄せいただき、本当にありがとうございました!




* * * * * * *



さてさて…


第58回公演の記事は、今回で〆とさせていただきます。



なかなか更新できない中、

お付き合いいただきありがとうございました虹


劇団創立30周年記念公演②

「イ―ハトーボの劇列車」を観に来て下さった皆様、

客演いただいた皆様、

登米祝祭劇場の皆様、

支えて下さったみなさま、


本当にありがとうございました!



最後に公演パンフレット『舞台裏』に掲載した

演出のメッセージを引用します。



「『今』を生きる私たちへ」


井上ひさしの蔵書約20万冊の第一号が宮沢賢治の『どんぐりと山猫』である。

まさしく人生ではじめて購入した本が宮沢賢治だったわけです。

そんな井上が「近代文学者の伝記劇」を初めて書いたのが、

宮沢賢治だったのは必然だったのかもしれません。


賢治は、東京に理想郷を求めては挫折を繰り返し、

幾度の上京の中でいつしか花巻に理想郷を見いだしていきます。

東京での出来事と上京する列車の中で

賢治の童話から抜け出したような人物たちと織りなす

夢のような時間が交差する。

そこには、井上の宮沢賢治に贈るオマージュが散りばめられています。


父との深刻な対立、妹への想い、信仰と農民運動、

エスぺラントと詩、そして科学と童話……。


短い生涯を懸命に生きた花巻・宮沢賢治の

生きざまを描くことを通して届けられる

「今」を生きる私たちへの「メッセージ」を、

皆さんに無事にお届けすることができれば幸いである。


井上ひさし版『銀河鉄道の夜』とも謡われる今回の『イ―ハトーボの劇列車』。

どんちょうの会として「父と暮らせば」に続いて、

二度目の井上戯曲への挑戦!である。


今回は劇団ドリーム☆キッズS藤H夢くんに賢治を演じてもらいました。

井上戯曲の難解で膨大なセリフと格闘しながらも、

怯むことなくその役に真摯に向き合い

「H夢・賢治」を見事に演じてみせることでしょう。


ご家族、職場、劇団のご協力も含め本当に感謝である。





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今年も大変お世話になりました。

みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいひよこ



(くまはち)