脚本分析~『セリフ』について~ | 舞台裏

脚本分析~『セリフ』について~

みなさま、こんにちは猫村1


今日は朝からいいお天気ですね。

まさにお花見日和!

そして農作業日和!


私も昨日は種まきでした。

雨を吸った箱(土&肥料&種)は重かった…354354


しかし!身近なところに強者がいました。

それはH恵さんデス。


先週530箱もの土入れ作業を1人で、

しかも全て手作業でやってのけたそうです。

ただものではない…驚く




* * * * * * *



さてさて、昨夜の稽古場の様子をお伝えしますね。

(先週は天体観測が行われましたが、この日はあいにくの雨でした)



ん?第35回公演??2005年11月??


…こちら、実は10年前に作成された脚本。


その予備が何冊かあったとのことで、3月下旬私の元にも1冊やってきました。

なんて物持ちが良い劇団なのでしょうか!




M子さんが見せてくれた原作本。

1984年に出版されたそうです。(逆さまの男性、何しているんでしょう)



というわけで、第54回公演は「ザ・シェルター」




先週から、脚本や登場人物の分析が行われています。




演出のK則さん&ファイターH恵さん。




「シェルターを作る会社ってどんな会社だろう」

スマホで検索するM子さん。




脚本を読み進めながら、次々とN氏に質問をなげかけるK則さん。


「どういう状態で登場しますか?」

「『荷物』とあるがそれは何ですか?」

「登場人物は、普段どんな本をよんでいるんですか?」




それは、N氏の演じる人物像を浮き上がらせるためでした。




「1つ1つのセリフ、行動には必然性があり

ストーリーとつじつまをあわせねばなりません。」


「自分の想像ではなく、脚本の中から導き出しましょう」



「状況・テンポ・関係性・心理・距離…

脚本のブランクをうめていく作業をすることで

おのずとセリフの言い方は見えてきます」

「各自、家でも細かく分析して来てください」



「セリフをどう言おう」から始めるのではないんですね!




今日は脚本の最初から9ページ分を読み進めながら

分析を行いました。

目からウロコが何枚か転げ落ちました。




先日K則さんが言った

「作る過程を楽しんで行きましょう」という言葉…

改めて胸に沁みたのでした。





(そろそろマスクを外したいくまはち)