DVD鑑賞会
みなさま、こんばんは
ついに積もるほど雪が降りましたね。
久々に雪かきしました。
道路の状態も悪いですし、安全運転をこころがけます
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さてさて、昨夜某所で行われた
DVD鑑賞会の様子をお伝えしますね。
K則さん撮影、K昭さん編集のDVDが完成しました
おわ――――っっ……
11月22日(土)19:00~の3公演目(千秋楽)に
撮影されたものでした。
終演後、集合写真を撮る様子まで収録されていました。
「音楽がいいねぇ」
「照明がきれい」
「あっはっはっはっ」
「~~~~~・・・・」
「お頭がおかしい」
「三之助、いい奴だな~」
「和尚様かっこいい」
「ばあちゃん、おもしろい」
「お父、いい顔してる」
笑い転げる人、頭を抱える人、メモを取る人様々でした。
自分以外の人がこんな表情や動きをしていたのかと
思わず見入ったりしました。
そして、お芝居の最後のライティングショーを初めて見ました。
音楽に合わせて照明が切り替わり、様々な表情の舞台が現れます。
木の影と完成した土手だったり、
夕日が沈んだ後の山の端だったり、
葉の生い茂る夏の木陰だったり…。
「そこに暮らしてきた人達の存在を感じる」
「お芝居の余韻に浸れるね」
などなど空想が広がりました。
お芝居に出て来た人達みんなが、その後
幸せに暮らしているといいなと思いました。
「はる」や「政吉」達はもちろん、
好きな人を助けるために、想いは報われなくとも力を尽くした「三之助」、
家族を守るために、辛い立場となりながらも土手を完成させた「お頭」「仁平」、
「和尚様」「太郎」、そして「次忠」や「清左ヱ門」も…。
余韻に浸りながら、それぞれの家路についたのでした。
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さてさて…
前回公演の総括終了後、間もなくスタートした今回の公演。
7月下旬からお伝えしてきました第53回公演の記事は、
今回で〆とさせていただきます。
お付き合いいただきありがとうございました
年内にもう1回観劇予定がありますので、また近々更新します。
ゆっくりペースになりますが、また良かったら遊びに来て下さいネ
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最後に、公演パンフレット『舞台裏』に掲載した
演出のメッセージをご紹介します。
28年目にして初の創作劇。
創作への想いは、劇団内でこれまでも幾度となく議論されてきましたが、
なかなか上演までは至りませんでした。
そこで脚本製作委員会を立ち上げ限られたメンバーで議論を重ね、
やっとこの日を迎えたのです。
上演脚本完成後も大幅な見直しをしたりと、既成脚本とは違った
創作劇上演への産みの楽(?)しみを経験したのです。
今回の『ゆはずの涙』は、この地に受け継がれてきた伝説を基にした
創作劇でありますが、敢えて地名も含めフィクションとして上演します。
諸説に惑わされることなく、そこにうごめく農民・庶民の叫び・葛藤・苦悩を描くために、
そしてどんな状況にあっても「生きる」ことの大切さと尊さ・たくましさを、
そしてこうあってほしいという我々の想いを伝えるためにも、
あえてフィクションという場で描いてみました。
どんちょうの会として上演の意義をしっかりと観客の皆さんに伝えられるよう、
劇団の総力を上げて取り組みました。
この芝居を皆さんがどんな想いで観ていただけるのか、楽しみでもあります。
(くまはち)