舞台写真その2
おはようございます。
写真選びに四苦八苦中のくまはちです
楽しい作業です・・・でもなかなか選びきれません。
さてさて、「舞台写真その2」です。
舞台写真を少しずつご紹介していきたいと思います。
(※ネタバレ多数!)
広島で父と2人で幸せに暮らしていたのに、
3年前の原爆によって父・「竹造」さんや、大切な人達を失ってしまった「美津江」さん。
1人だけ生き残ってしまった負い目から、
「恋のときめき」からも身を引こうとします。
そんな娘の前に現れたのは・・・、
「美津江」さんは再び父との生活を始めます。
娘のエプロンを使い、「おはなし会の参考になるものやらならんものやら」と
「美津江」さんが「木下」さんから預かった原爆資料を使い、
「一寸法師」のエプロンシアターを始める「おとったん」。
次第に鬼気迫る「おとったん」の演技に、怯える「美津江」さん。
原爆の恐ろしさ、むごさが伝わる瞬間です。
次の日。
「おとったん」は雨漏りする場所へお茶碗などを置いているうちに
文机の上の封筒を見つけます。
宛名は「木下正様」。
ニッコリした「おとったん」は封筒を開けて読みます(!)。
「美津江」さんが、恋をすることに少しだけ前向きになっていることが
読み取れる内容だったようです。
そこへ「美津江」さん帰宅!
なんと、じゃこ味噌は渡さずに来たというのです。
「うち、人を好いたりしてはいけんのです」という娘に、応援団長は激怒。
被ばくした瞬間の回想です。
「美津江」さんは石灯籠にちょうどかがんでいて、
熱線を浴びることはありませんでした。
でも「おとったん」は・・・。
亡くなった友達、
友達のお母さんから言われた「なひてあんたが生きとるん」という言葉、
そして「おとったん」。
「美津江」さんは深い悲しみと絶望の中にいました。
「おとったん」に手紙を投函するように言われた「美津江」さん。
「悲しみを乗り越えろ」「恋をしろ」という父の想いは
娘の心を救うことはできるのでしょうか。
雨音がはげしくなります。
「舞台写真その3」に続きます
(くまはち)