舞台写真その1 | 舞台裏

舞台写真その1

こんにちは。

写真データとにらめっこ中のくまはちです。


今朝はかなり冷え込みましたねショック!


連日稽古漬けだった役者の2人。


「公演後しばらくはお芝居の世界と現実の間にいる気がする」・・・と

Hさんが前公演の後に言っていたのを思い出しました。

今もきっとそんな状態なのかな?



さて!舞台写真を少しずつご紹介していきたいと思います。


(※ネタバレ多数!)



舞台は昭和23年の広島。

登場するのはどこにでもいるであろう「父と娘」です。

3年前の原爆で愛する人たちを一瞬で失った「美津江」さん。

そして「美津江」さんの父・「竹造」さんこと「おとったん」。


実は「おとったん」、既にこの世の人ではありません。


「美津江」さんの、「恋の応援団長」として現れた亡霊なのです。

舞台裏
原爆を連想させる雷の光を怖がる「美津江」さんと、励ます「おとったん」。

2人で押し入れの中に隠れています。


舞台裏
私がこよなく愛する「おまんじゅうシーン」。(ぐーっ)


「美津江」さんが恋した「木下さん」からもらったおまんじゅう。

2人で仲良く食べようとします。

でも「おとったん」は亡霊だからお茶を飲めないし、

おまんじゅうも食べられません・・・。



舞台裏
「美津江」さんは図書館に勤務しています。

「夏休み子どもおはなし会」の練習をしている様子。

「おばあさん」と「おじいさん」の顔が、うちわの両面に描かれています。



舞台裏
「おとったん」が「えいえいえい!」と見事に作った

「福吉屋旅館名物のじゃこ味噌」を味見する「美津江」さん。

美味しそうに味見しています。(ぐーっ)


「おとったん」はなぜか「美津江」さんのハンカチで、じゃこ味噌を包みます。

舞台裏
「木下さん」にじゃこ味噌を持って行けと強引な「おとったん」。


「男ちゅうもんはなんでか女子のハンカチに弱い」そうです。

なるほど、さすが恋の応援団長です。

でも美津江さんは「恋をすること」にとても後ろ向きです。

「舞台写真その2」に続きます虹



(くまはち)