出張2日目。
朝は仕事ではないけど大事な用事(笑)で立川へ。
空中回廊を北へ。
ここにもくるりん。
左の子は???
関東に来たらここには来なければ。
立川シネマシティ、シネマ・ツー。
入りましょう。
アホみたいな(ほめ言葉)音響設備が素晴らしいこちらですが、2021年のコロナ禍の中、映像・音響ともにシステムをさらにパワーアップ。
ヘルムホルツ共鳴器。
aスタジオに装備したこの漆黒の角材状のものは、わずかに開いたスリットから音を吸い込み、内部空間で共鳴させて相殺、必要ない音を消すという装置。
これでaスタジオの、スピードが早く、輪郭が感じられる重低音をさらに磨き上げる。
オーディオに詳しい方なら、バスレフ型スピーカーの逆をやっているとお考えいただければわかりやすい。
オカリナやギター等の楽器は、この理屈で共鳴させて音を出している。
重低域は音の屋台骨。それが変わることは、すべてに影響することになる。
すなわち全体として、よりクリアにきらめき、よりクリアに拡がり、よりクリアに重くなる。
音はスピーカーだけでなく、空間が創るのだ。
写真の通り、スクリーン周辺、そして後方の壁にも埋設してある。
でもスピーカーならまだしも、吸音設備なんて、売りになるわけがないだろうって?
誰の背中も拝まずに走り続けようとするならば、正気でいては成し遂げられない。
〜メルマガより
いいですね〜。
どうかしてますね~
さて、劇場に入ってみますと、
スクリーン前にこのでっかいスピーカーがズラリ。
テンション上がりまくりますね~
それはさておき、作品は何を観たかと言うと(それを早く言わんかい)、
『キングスマン ファースト・エージェント』を立川シネマ「極爆」上映で観ました。
カタブツそうでスタイリッシュな英国紳士が、スーツ姿で過激なアクションを繰り広げる人気スパイアクション『キングスマン』シリーズの3作目。
今回は第1作の時代のずっと前、第一次大戦を背景に世界最強のスパイ組織「キングスマン」がいかにして誕生したのかを描くお話。
表向きは高級紳士服テーラーだけど、中身は世界最強のスパイ組織という「キングスマン」。
国家に属さない秘密結社である彼らの最初の任務は、世界大戦を終わらせること。
1914年ぶり、世界大戦を裏で密かに操るロシアの闇の組織に対して、英国貴族のオックスフォード公と息子のコンラッドが立ち向かいます。
人類破滅へのカウントダウンが迫る中、彼らは仲間たちととともに闇の組織を打倒し、戦争を食い止めるために奔走します。
「ハリー・ポッター」シリーズでも知られ、「007」のM役の印象が強いイギリスの名優レイフ・ファインズがオックスフォード公。
その息子コンラッド役に「ブルックリンの片隅で」「マレフィセント2」のハリス・ディキンソン。
彼らの前に立ち塞がる敵・ラスプーチンにリス・エバンス。
監督、脚本、製作は再びマシュー・ボーン。
これの公開もコロナ禍で随分待たされました。
コロナが蔓延する随分前から予告編見てたもんね😭
でも、待った甲斐ありましたよ。
前作のパート2では、アメリカの西部劇みたくなっちゃって、イギリス紳士「キングスマン」らしさがどっか行っちゃった感じしたし、主役のコリン・ファースが死んじゃうし(一番弟子のルーキーを演じるタロン・エガートンとのバディ感がよかったのに)でちょっとがっかりしちゃってました。
でも今回は、物語が「キングスマン」パート1の時代のずっとずっと前、「キングスマン」がどうして生まれたのかを描いていて最高に面白いです。
主人公を演じるファインズさん、ちょっと前に007のM役やってるの見たばっかりなんで、今回のアクション満載の大活躍が最初は違和感あったりして。
それは置いといてファインズさん、やっぱり名優です。
ロシア〜ドイツの聞いたことある名前の人物なんかが出てきて、その扱いがなんかシニカルなとこも面白いし(→続編出来そうですね〜)。
戦争とか秘密結社とか言うとシリアスでヘビーかと思うかもしれないけれど、コミカルでくすっとしてしまうシーンが散りばめられてて楽しいです。
チャイコフスキー『1812』にシンクロして踊るように戦う所なんか正しくこれぞキングスマン(笑)。
これは前作観てなくてもイケそうですよ(1作目を観ておくとさらに👍←ガラハッドとかとかメンバーがニックネームを名乗る所なんかニヤリとできます)。
最高です、今回のキングスマン。
さらに立川シネマシティの爆音上映ならさらに最高(笑)。
そうそう、「極爆」上映ですが。
想像してた、低音がゴンゴンと来まくる感じとは違って、低音から高音までが綺麗に整理されててすっきりとした印象。
疲れたり耳がやられたりしないのに、大迫力。
素晴らしいです。
ええ音でした〜
もっとアホみたいに極端な低音ドンドンなんてのも聴いてみたい気もしますが
ところで✋
ただでさえ映画を配信で、スマホとかの小さい画面でサクサク、ともすると早送りで観れてしまう今。
だからこそ、劇場に行って現実とは離れて、その作品の世界にがっつり浸かる。
そんな楽しみを感じで欲しいなと、立川で爆音で楽しんだりすると(笑)、尚のこと思ったりするのです。
だからいつもこんなブログ書いてる所があるんですけど。
あぁ、またしてものオミクロン株の感染拡大が余計に腹立たしい・・・・。
一度、立川へ(笑)。