LOTA日帰り旅行① | EL DIARIO DE MASA    ~Recuerdo agradable en Chile~

EL DIARIO DE MASA    ~Recuerdo agradable en Chile~

大地震のあった南米チリ、コンセプシオン。
老人ホームで作業療法士としてボランティア活動をしながらも、温かい家族や友人、同僚や仲間に囲まれ楽しく生活していま~す!!
そんなブログ。

僕の住んでいる街からバスを乗り継ぎ1時間半ほど。

港町”LOTA”に行ってきた。

LOTAは海がとってもキレイ。

そして、大きな市場が町を埋め尽くすように広がる。

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でもね、

今回この町に来た目的はそんなんじゃない。

サンホセ鉱山落盤事故で全世界で一気に有名になったチリ。

今回は…

鉱夫の気持ち体験!!

1860年、この町にスペイン人の経営者によって採掘抗ができた。

その後の採掘の発展によって、

LOTAに住む人々はほぼ全てが採掘に関わっていくことになる。

おじいちゃん鉱夫。

お父さん鉱夫。

子供鉱夫。

お母さんは鉱夫の娘。

ってかんじ。

この町では、石炭が採れたのだ。

1998年に閉鎖されたが、

現在では観光地としてその当時の様子が見て取れる。

その名も”CHIFLON DEL DIABLO(悪魔の落盤)”

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炭鉱の町として発展したLOTAではあったが、

実状は多くの事故が起き、多くの犠牲者を生む場所だったのだ。

今だからこそサンホセ鉱山落盤事故では、チリ政府の援助、各諸国の援助があり、鉱夫達が助け出されたが、数年前まではそんなことはあり得なかったのだ。

自分たちの命は自分たちで守るしかない。

自分の命は自分のためだけのものではなく、

家族全員の生活がかかってるんだもの。

ってことで…


緊急時の対応
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心肺蘇生法

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緊急時のマスク。
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鉱夫、その家族は採掘抗のすぐそばにある宿舎で生活していた。

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宿舎の中は、決して豊かとはいえない生活が伺えた。

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衛生的にどうなんだろう!?
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大家族が生活するには、とても窮屈な宿舎だった。

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鉱夫たちの給料は、金銭ではなくコインで支払われていた。

そのコインは、

宿舎の近くにある小さな1件の商店でしか使えなかったそうだ。
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さてさて、

鉱夫の生活が伺えたところで早速…

懐中電灯(バッテリー付きでとっても重い汗)と、

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ヘルメットを装着し出発!!
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この旅で仲良くなったホセくん。

カラフルすぎるいろんな色のヘルメット。

色ごとに役職が決められていたんだそうだ。

続く。