最近育児と仕事で忙しく、はてなは非常に疲弊しています。さきほども子供が夕食後突如発熱し、緊急家族会議を開いていました。

そのためブログの更新も後回しになっています。最近感じる疲労感の正体は何なのかということでこの記事を取り上げます。

 

そりゃ少子化が止まらないワケだ…「共働きで子ども2人は無理」令和の子育て世代が悲鳴を上げる"疲弊"の正体

 

 

「ほんっとにズレてる」赤沢大臣 子育てママへの“寄り添い”投稿に疑問の声続出…“現役世代”から「現実をわかってない」指摘も

 

 

>「共働き・子ども複数人は無理」の声
 先日発表された最新の人口動態統計で合計特殊出生率は過去最低の1.14となった。
 出生数も過去最少を更新し、日本社会がこれまで想定してきた少子化対策の前提は、いよいよ根元から問い直されている。高市総理もこれを「静かな有事」と呼び、少子化対策の強化を改めて言明した。
 このほどの最新の出生率が発表される前から、子育て世帯からは、「やっぱり共働きしながら複数人の子を持つのは現実的に無理なのではないか?」といった声が近ごろSNS上で目立っていた。夫婦がともに働きながら、家計を支え、家事を回し、子どもと向き合い、学校や習い事に対応し、さらに親としての時間まで確保することの矛盾と疲弊を訴える声が各所で上がっていたのだ。

 

前からはてなは言ってますけど、日本は労働時間が根本的に長すぎるんですよ。正社員の場合そもそも残業前提で仕事が組み立てられているし休暇もなかなか自由に取れないことが多い。そのためせいぜい子供を一人か二人育てるのが時間的に精一杯というのが現実になっています。それで時間的に余裕がなく疲労しているからどうにかしてほしいという意見に対する大臣の答えは以下のようなものでした。

 

>赤沢氏は《「名もなき家事」はじめいつも本当に有難うございます。感謝の念は尽きません。》と、共働きをする親たちへの“労いの言葉”を送った。さらに《その一部を家事代行(行政)サービスに、さらに今後しばらくしたらAI家事ロボットにお任せになることで家事の負担を上手に軽減して、睡眠時間も確保しながら、親・家族としても充実した時間を過ごされるようにしたいです。》と、政府として目指している取り組みを報告した。 

>しかし、赤沢大臣の同投稿のコメント欄には数千件を超える疑問の声が殺到。共働きをする母と思われるユーザーからは以下のような声が上がってしまっていた。 《全然分かってない。家事をやりたくないとは言ってない。》 《そもそも家事代行を求めてないです ズレてる。ほんっとにズレてる。》 《赤沢さんは、日本の英雄だし私はとても大好きですよ。でも、コメントは的外れ。》 《未だに国民が求めている本質をわかっていないとは…》 《全然わかってないじゃん 子を産み育てることに、幸せを感じるんですよ その時間をくれって言ってるんですよ お母さんやらせてくれって言ってるんですよ》 (すべて原文ママ)

 

本当に赤沢大臣はあほなんですかね。仕事と育児で時間がないからどうにかしろと言っているのに、さらに家事代行(行政)サービスと今後のAI家事ロボットで家事の負担を上手に軽減して今よりももっと働けと言っています。育児中の夫婦が求めているのは家事代行サービスやAI家事ロボットではなく、長時間の労働時間を今より減らして自由な時間を増やしてくれと言っているんですよ。赤沢大臣の年代の男性は家事育児は奥さん任せで一切何もせず、企業戦士で仕事だけやっていた人ばかりなので現状の共働き育児家庭の感覚が全くないんでしょうね。

 

>現代的で合理的な家族モデル 

夫婦二馬力で働き、ペアローンを組んで住宅を取得し、子どもを複数人育て、家事も育児も卒なくこなす。これは一見すると、現代的で合理的な家族モデルのように語られてきた。しかし実際には、かりにその夫婦がどちらも疲れ知らずのサイボーグのような人間であったとしてもなお成立困難だ。理由は単純で、一日は24時間しかないからだ。もちろん夫婦二馬力のサイボーグカップルが、その高い経済力にモノを言わせて家事や育児をアウトソーシングし、家電やサービスによって家庭運営をオートメーション化していけば、時間的制約の問題は一部解決できる。掃除はロボットに任せ、食事は外注し、送迎や見守りも専門サービスに委ねる。そうすれば「一日が24時間しかないからすべてをこなせない」という問題はある程度は圧縮できるだろう。

 しかし、そこで別の問いが立ち上がる。では、家族とは何なのか。親とは何なのか。働くとは何なのか。何のために頑張っているのか――と。

 

まさに今のはてな家の状態ですが、サイボーグカップルとか言われてますよ…。記事にも出ていますが、はてな家を始め共働き育児中の夫婦は家庭の時間をさらに効率よく圧縮することを求めているわけでなく、家庭の時間を家庭の時間として取り戻す、具体的には仕事の時間を減らしてプライベートの時間を増やすことを求めているんですよ。ところが赤沢大臣をはじめとする現在の国や政府の政策的発想は、働くために家庭を外注し、外注するためにさらに働くという労働のためのサイボーグカップルになることを提案しています。もうこれ以上労働時間を増やしたくないしむしろ減らしたいといっているのですが、大臣をはじめとする政治家には理解できないのでしょうか?

 

ちなみに正社員共働き二馬力だと裕福な生活ができるのかというとそんなことはありません。時間面だけなく金銭面も結構カツカツです。理由はインフレですね。物価上昇、円安、住宅価格の高騰、教育費や生活費の重さによって、二馬力で働いてもどうにか「ふつうの暮らし」がギリギリできるという感じです。最近結婚している人を見ていると、もはやはてなより若い年代で一馬力の夫婦なんてほぼ存在しませんし、昔のように男性が大黒柱になって一馬力でやっていくのは経済面考えると難しいでしょう。

労働時間を今より減らすけど給与は減らさない。そういう制度設計ができない限り、この国の少子化は止まらないのではないかと思いました。