ザ・ノンフィクションでのおなじみの植草さんが婚活について語っている動画を見つけた、というかおすすめで流れてきたので紹介します。婚活に興味のある方はこの動画をみると現在の婚活の状況がよくわかるのでぜひ見てみてください。
「婚活に恋愛感情は要らない」成婚率80%のアドバイザー・植草美幸が斬る/専業主婦はもはや夢の職業/「電話に出るのが怖い」未婚化の要因は日本人の弱体化?
以後はこの動画を見たはてなの感想になります。いろいろ話していたので、テーマごとに感想を書いてみます。
①50歳時点で一度も結婚していない人の割合(男性28.25%、女性17.81%(2024年))
割合的にはこんなものでしょうね。今のままだと今後も一度も結婚しない人の割合は増えると思います。別に結婚しなくても男女問わず個人として見れば何にも生活困らないですからね。昔は女性の場合多額の収入を働いて稼ぐのが難しかったですし結婚しろという社会的な圧力も強かったですが、今は女性でも働いて稼ぐのが難しくないため社会的な圧力もありません。そのため別に結婚しなくても全く問題ない時代になりました。
②日本の未婚化が進む理由
植草さんによると日本で未婚化が進む最大の理由は男女問わず恋愛離れしているからだそうです。過去に恋愛経験や恋人がいるかを聞いてみると約4割が恋愛未経験だそうです。スマホなど一人で遊べるツールが増えたのがその理由で、会話力も低下しているとのこと。恋愛に限らず若い人はコミュニケーション能力が落ちていると言われていますからね。最近は電話に出るのが苦手な人も多いようです。
③マッチングアプリが生む格差
これは確かにマッチングアプリは格差すごいでますからね。恋愛上手な上位3割はいいですが、それ以外の人はなかなかマッチングアプリから結婚までもっていくのは難しいでしょう。既婚者がまぎれていたりウソの年収が書かれていたりということも珍しくありません。そのため騙されたりしてマッチングアプリでうまくいかないので、結婚相談所に加入したという男女も今は多いようです。
④昭和時代の人間と令和時代の人間の違い
一番の違いは情熱であると植草さんは言っています。端的に言えば昭和の時代はナンパが多かったと。ただ令和の時代はナンパなんか道でしようものなら怪しい人と思われて下手したら通報されるだけですからね。あとはメンタル的には昭和の人間方が強い。昭和時代はハラスメント当たり前の弱肉強食で強さが求められたんでしょうね。一方、令和はメンタル的に弱いですが、優しくて穏やかな人間が多い。ただ相手のことを考えすぎて傷つきたくない気持ちが強い。恋愛という面では押しが強い人間の方が結婚しやすかったのでしょう。
⑤10年前と現在の婚活の変化
10年前は結婚した後、専業主婦として家に入りますという女性が一定数いたし、まだ婚活においても専業主婦に一定の市民権が残っていたそうです。しかしながら、今の時代は違います。年収2000万とか3000万円稼ぐ男性であっても結婚相手の女性にはなんらかの仕事をしていることを求めます。経済面の問題だけでなく外で活躍していて同じぐらいの年収の女性の方が話があうのではないかと男性が考える傾向が強いんですよね。育休・産休とりますとか途中でどうしても仕事続けるのが難しい状況になったので専業主婦になりますというのはいいのですが、婚活の段階で仕事を続ける気はありませんという女性は現代の婚活ではめちゃくちゃ避けられます。女性の年収と男性の年収の差が縮まっているのが要因だろうと分析されていました。以前も植草さんが言っていたように夢の専業主婦といわれる時代になっており、女性も結婚して出産した後も働き続ける覚悟が求められます。ただ、それにもかかわらず女性は結婚相手の男性に対して自分より年収が上、それどころか自分の年収の1.5倍とか2倍を理想として求めるそうです。年収1000万円の女性が1500万円とか2000万円の男性を結婚相手に求めたらそりゃ婚活難しくなるでしょうね。はてなも何度か過去のブログで取り上げていますが、女性の上昇婚思考は本能でありなかなか治らないのでしょう。
⑥結婚できない人の共通点
植草さんによると婚活の希望条件と需給がずれてしまう要因は、「婚期を逃してしまったこと」と「高望み」であると分析していました。植草さんによると結婚するのに一番いい方法は、大学時代とか社会人になる前に付き合っていた相手とそのまま付き合って社会人になってから1~2年で結婚するパターンだそうです。気心もしれているし育ってきた環境も似ているのでうまくいく可能性が高いんですよね。はてなの周りでも結婚する年齢が早かった人はだいたいこのパターンでした。しかしながら、この機会をを逃した男女が一番婚活で苦戦するそうです。たしかに仕事にまい進していて気づいたら30歳超えてとなると結構婚活で苦労しますね。社会学で学校の授業で婚期の重要性について教えたらどうかと言っていました。
一方、高望みですが、高望みをする原因は自分の立ち位置がわからないことにあるいうことでした。人間だれしも自分の評価甘くなりがちでなので自分より上の人に申し込みをします。特に結婚相談所の場合は顔写真・年齢・学歴・年収・職業とかが全部プロフィールに出ます。そして自分で申し込みをするとなると、夢のような人、自分よりはるかに格上の人に申し込みをするそうです。例えば男性であればみんな20代の女性にばかり申し込みをしますし、女性は自分より年収・学歴が上で高身長の男性ばかりに申し込みをします。そうするとなかなかマッチングしないですし、うまくいかないわけです。植草さんは「高望みをするのは最初の一か月で卒業しろ、卒業しないと時間の無駄、お金の無駄、労力の無駄になってしまう」と言っていました。社会的地位に対する結婚観も変化しており、例えば社長として3000万とか5000万円稼いでいる男性であってもいわゆるトロフィーワイフではなく、「同じとは言わなくてもそれ相当の仕事に対する考えや向き合い方がわかる女性」と求めているそうです。
⑦結婚相手に選ばれる人の特徴
感じがいいこと、第一印象がいいことが重要とのことでした。女性であれば笑顔が素敵とか、男性であればソフトな語り口で話しやすいとかですね。清潔感があって感じの良い対応ができるかどうかが重要です。まずは外見など表面的な第一印象でもう7割が決まります。お見合いを突破するための基本ですね。お見合いを突破した後については「未来予想図を引いていて感情がぶれない人」が選ばれるそうです。植草さん曰く「感情無用の法則」が大事とのことでした。感情を入れすぎると確かにうまくいかないんですよね。これができる人は「頭が良い人」「素直な人」「根性がある人」だそうです。はてなは頭は良くないですが、素直で根性はありましたねぇ。最初は一喜一憂してましたが、感情移入しないでお見合いやデートするようになるまで1年ぐらいかかりました。1年ぐらいたってから一喜一憂するのをやめてお見合いから3回目までのデートはほとんど感情を入れずに作業のようにお見合いをとデートをしていましたね。
⑧恋愛感情は婚活に必要か?
この質問に対して植草さんの解答は「恋はいらない。恋は婚活中は不要です。結婚したらご主人、あるいは奥さんと恋愛してください」と一刀両断の解答でした。この理由としては婚活すると自分の想像していたのと違う思いもよらない相手と結婚するからとのことでした。というのは婚活する場合m自分の未来予想図をひいて結婚相手として条件の合う異性を探します。しかしながら、好みのタイプを探そうとすると自分の未来予想図と全然かみ合っていない結果になってしまうケースが多いとのことです。具体例としては高身長の男性が好みだけど、年収700万円以上の男性と結婚する未来予想図を描いている女性の話をしていました。好みの男性、恋愛できるきゅんきゅんする男性だからという理由で身長180㎝の男性と結婚したとします。しかしながらその男性は年収300万円でした。そうなると自分の未来予想図と全然かみ合っていないので、結婚したけど自分の想像していた状況と違うという理由で離婚してしまうそうです。それで結婚に失敗して結婚相談所に再婚活という形で戻ってきた人も多いそうです。
はてなも植草さんと同じ意見ですね。もちろん全く相性の合わない、一緒にいたくない人と結婚することはできないですが、一時の恋愛感情、恰好がいいからとか顔が好みだからという理由だけで結婚相手を選んでもそれが幸せな結婚につながるわけではありません。
⑨婚活から見える日本の社会問題
婚活は転職やキャリアチェンジに似ているのではないかという質問に対して、植草さんは「自分で強い意志を持った方がいい。こうありたいという軸があって、やりぬいたと思えれば高齢になったときによかったなと思える」との回答でした。はてなは婚活については十分すぎるほどやり抜きましたね。正直婚活中は断り断れの連続でメンタル的にもすごくきつくてこの世の地獄ではないかというほど疲労しました。ただ、やり切ったおかげで結婚後も夫婦仲は良好ですし子供もできて結婚相手選びという点では間違いはなかったと確信しています。
⑩少子化を止めるにはどうしたらいいのか
最後に少子化を止めるためにはどうすればいいかという問題ですが、「これについてはものすごく難しい」との植草さんの回答でした。というのは、地方は女性がみんな都心に出てきてしまう一方で地方の男性は地元で家業を継ぐので地方に残るという形になっています。そうなると、地方は男性が多い一方で女性が少ないという状況になるので、地方の男女の数のバランスが取れず結婚しにくくくなります。一方、大学進学や就職で都心に出てきてそのまま地元には戻らず都会で働くという男女も多くなっています。そうなると、都心で結婚相手を探すことになるわけですが、学歴が同じぐらいがいいとか年収の問題とか家賃が高いとかいろいろなことがネックになって結婚しにくくなります。、また妊娠出産についても、産んだ後どんなことをしてくれるのかいうのを悩んで妊娠時期を考えるようになります。では少子化対策のために都心部ではどうすればいいのかですが、植草さんの解答は「保育園に入れるのかとかそういう(低次元な)レベルではなく、もっともっとダイナミックにお母さんが男性と同じように19時とか20時まで働けるような体制を整えないといけない」という意見でした。例えば、小学校であれば学童とかのレベルではなくもっと大規模に下校後のスクールを整えれば親も安心との意見でした。住宅問題やキャリアの問題から社会構造を作りなおさないといけないとの意見で、今の状況だと妊娠出産が女性のキャリアとかにも影響しますし経済面の問題もあるので積極的にどんどん子供を出産しますという状況にはならないのだと思います。
以上、動画の前編でした。後半の動画もアップされたら、また感想を書いてみたいと思います。
