「日本の構造 50の統計データで読む国のかたち」という本のデータ分析の記事が載っていたので紹介します。

 

 

 

この記事によると結婚しない理由は以下の通り。

 

1:一人の生活の方が気楽と思うし、誰にも邪魔されず自由な生活を楽しみたい。
2:女性で働いて所得のある人は、経済的に夫に頼る必要がない。
3:家族がいると自分の仕事を遂行するうえでマイナスになることがある。例えば配偶者の転勤のときにどうするか、など。
4:家族を持つことにより、リスクが増えることを好まない。相手の親族との付き合いを面倒がるとか、他にもさまざまなリスク(家族が病気になる、介護で苦労する、家族の生活費もかかるなど)を負うことを嫌う。

 

全体的に結婚に対してリスク回避的になっている男女が多いということなんでしょうね。一人の方が自由で気楽だし、家族がいるといろいろ制約がかかるのは間違いないです。男女ともに結婚というリスクを取らなくなったので結婚しない人が増えたということでしょう。

 

続きの記事では、所得と結婚の関係性の記事を紹介しています。

 

 

 

>もう1つ興味のある事実は、恋人ありと恋人なしのそれぞれは、どの所得階級を通じても20%前後と30%前後と、共通の比率にある点だ。恋愛は表面的には結婚とは直接関係のない現象なので、所得の影響はそれほどない。

>逆に言えば、結婚するか、しないか、あるいはできないかは、所得の影響がある程度大きいのである。

 

これ見ると、男性の場合恋愛に関しては年収との相関関係はないですが、年収と結婚するかしないかと相関関係があります。一方、女性の場合、年収との結婚に相関関係はなく、むしろ女性が年収600万円以上だと既婚者の割合がかなり下がります。ここまではこれまでのブログでも散々取り上げた事実ですが、むしろ興味深かったのはこちらの記事ですね。

 

>結婚できる人とできない人を所得差で見たが、結婚している夫婦のあいだにも別の格差が出現している。それは共働き夫婦において、所得の低い夫は妻の所得も低い比率が高いのである。

>夫の所得別に妻の所得分布を示している。例えば夫の年間所得が300万円未満であれば、妻の年間所得も200万円未満というのが、じつに70%ほどを占めているので、夫婦ともに低い所得の組み合わせが多い。これは夫婦とも働いている場合に妻の所得から見ても言える。

>図表では示さないが、夫と妻ともに高所得の夫婦も結構存在しているのである。橘木・迫田『夫婦格差社会』では、それをパワーカップル、ウィークカップルと称して、夫婦にも格差のあることを示した。

 

今の時代同じような年収の男女同士が結婚するケースが多いというデータです。つまり男性も同じような階層の女性を選ぶケースが多いのでしょう。やっぱり同類婚が今の時代に合っているということなのかもしれません。