「東京の人口、地方に分散を」消滅可能性分析、訴えた島根県の市長


この記事をみて、島根県の市長は本質がわかってないとしか思えなかったので取り上げます。


そもそもなぜ地方から都市部に若い人がどんどん流出するかというと、経済的にも他の面でもその地方に魅力がないからということに尽きます。江戸時代じゃあるまいし国内であれば移住の自由があるので、魅力のない地域には人が集まらず、魅力のある地域に人が集まるのは自然現象です。強制的に東京から地方に人口を移そうとしてもうまくいくわけはありません。


日本の人口がこれから減る以上、都市部に人集めた方がインフラ整備には効率的だし、戦争が起きて疎開しないといけないとかにならないと都市部から地方に人が分散することはないでしょう。意味不明な訴えをするぐらいなら、少しでもその地域の魅力を上げる以外には人口流出を止める手立てはありません。