婚活や少子化対策の話題とは離れますが、おっさん猫さんのブログでも仲人Nさんのブログでも同じような内容が紹介されていたので取り上げます。暗くて重い話ですが、これがまぎれもなく今の日本の現実です。

 

 

 

 

 

仲人Nさんの記事は

今まで時短勤務の課員や、子どもの急な熱で早退した場合のフォローをリーダーと一緒に努力してきた独身女性が、リーダーには上がれず、現在時短勤務の人がリーダーに昇格した

という内容でした。

 

おっさん猫さんのブログの記事は

給与も変わらないのに休職者の抜けた穴を埋めようと残りのメンバーが必死に頑張ってようやく年度を乗り越えたと思ったら、人数が減っても業務が回ると人事課に判断されて部署の定数を1人減らされた

という内容でした。

 

どちらも救いがないですが、これがこの国の現実です。組織のために・・・と思って頑張って働いたら、組織がそれに報いてくれる時代はとっくに終わっています。むしろその個人の頑張りに組織が付け込んでくるケースも多いです。

組織のために頑張っても報われるとは限りません。その現実をまずは認識しましょう。

 

皆さんに伝えたいのは、頑張る方向を間違ってはいけないということです。

組織のために頑張るのではなく、まずは自分の利益、幸せを追求しましょう。もし報われない組織にいると思うならさっさと転職するなり独立するなりしましょう。お互い様の精神だとか、我慢して頑張れば組織が報いてくれると考えていたら、結果的に貧乏くじを引かされただけという結果になるのが今の日本です。以前子持ち様の問題をとりあげましたが、すでに子持ち様のために我慢したら報われるとかお互い様とかそんな時代ではなくなっているのは上記の事例からも明らかです。子持ち様の穴埋めのために頑張ったら結果的に貧乏くじを引かされるだけなのが分かっているのですから、周りの同僚から不満が出るのは当然でしょう。