社会派炎上ブログらしくないと言われているので、今回の記事は社会派らしく刑法の不同意性交罪の記事を取り上げます。不同意性交罪が夫婦間にも適用されるのは知ってましたが、ついにこんなアプリまで誕生したとのことです。結構きわどい話題なので、こういう話題が苦手な人はスルーしてください。

 

 

性的行為の前に「同意します」ボタン デジタル同意書が波紋

 

 

>「性的同意」をスマートフォンのアプリで―。婚活事業を展開する会社が性的行為のデジタル同意書を作成するアプリ「キロク」を開発した。不同意性交や不同意わいせつの罪を新設した改正刑法の規定内容を互いに確認し、同意ボタンをタップするシステム。だがサービス内容を発表するや、その実効性を疑問視する声が噴出。会社はサービス提供をいったん見送る事態となった。

 

これも時代なんですかねぇ…。夫婦間でもこんなアプリでキロクして性行為の同意を取らないといけない時代になるんでしょうか。こんなことするとますます少子化が進みそうな気もしますが、それよりも不同意性交をなくす方が優先ということなんですかね。しかもこのサービスも実効性がないとかなり批判も噴出しているようですし、果たしてどれだけ意味があるんですかね。

 

>使用方法は性的行為の前に、当事者がそれぞれ自分のスマホでアプリにアクセス▽刑法の条文を確認した上で《同意します》ボタンを押す▽画面表示された2次元コードを相手に読み込ませ、情報を共有-という手順。同意の記録は日時、場所(位置情報)を含めてデータに蓄積される仕組みだ。

>ただ8月にサービス内容を発表すると、交流サイト(SNS)では「パートナーに同意の大切さを伝えられる」と歓迎の声が上がる一方、「ボタンを押せと脅されたら」「過去の同意記録が流出したらいやだ」と否定的意見も続出、思わぬ波紋を広げる形になった。

>このため開発会社は同意後48時間以内であれば「同意書取り消し」可能な機能を加えるほか、セキュリティー強化のためスマホアプリではなくウェブサイトでの運用に変更するなど、リリースに向けて現在も改良を加えているという。

>監修した弁護士は、キロクのデータが裁判での証拠の一つになり得るとした上で、「これを機に若い世代にも性的行為には同意が必要との認識が広がれば」と期待した。

 

毎回行為の前にアプリで記録取らないといけないとか気持ちが冷めるのは確実ですな…。もう夫婦間でもおいそれとムラムラしてやってしまったなんていうのは許されないんでしょうね。

 

>性的行為の際の同意については、どの年代でも「必ず同意を取る」は半数にとどまり、「たまに取る」が14・8%、「取ることはない」が9・7%だった。

>また、国際協力NGO「ジョイセフ」が8月に15~29歳に実施した調査では、恋人やパートナーがいた経験のある5800人のうち、90・1%が性的同意は大切との認識を持ちながらも、男性の49・1%、女性の36%が「同意を得ているつもりだが、本当に得られているのか自信がない」とした。さらに全体の42%が「具体的に性的同意がどういうものか正直分かっていない」と答えた。

 

そもそも性的同意を取るというのが何を意味するのかもよくわからないんですよねぇ。口頭で合意を取るだけだとあとで言った言わないの水掛け論になるだけですから、全部アプリなどで記録を取るののが義務付けられる…。そんな時代が近づいているのかもしれません。