今回は婚活市場で人気があると言われる公務員の婚姻率・未婚率を調べた記事がありましたので紹介します(いつもの荒川和久さんの記事です)
「公務員は早く結婚しやすい」は本当か?男女で大きく違う公務員の年齢別未婚率
まずはこの表を見てください。これを見ると確かに公務員は全体の平均よりは結婚しやすいように見えます。ただし、記事でも指摘されているように、男女で格差があります。
>これを見ると、確かに、男女ともに無業者も含む全数や有業者全体の未婚率より公務員の未婚率の方が低い。特に男性は、国家公務員で15.3%、地方公務員ではわずか9.8%となっている。男性に関していえば、公務員は「結婚しやすい職業」といえる。
>しかし、逆に、女性の方は、国家公務員では15.5%、地方公務員では15.1%といずれも男性を上回っている。地方公務員にいたっては、男性より5%ポイントも高い。
>それでも女性有業者全体の未婚率よりは低いので、「女性公務員の方が他の職業より結婚しにくい」とまではいえないが、「男性の公務員より女性の公務員の方が未婚率が高い」というのは事実である。
男性公務員に比べると、女性公務員は結婚しやすいと必ずしも言えないことがわかります。
>国家公務員で見ると、男性は有業者全体と比べてすべての年齢において大幅に未婚率が低く、35歳時点ですでに20%を割っている。国家公務員の男性は未婚率も低いが結婚時期も早いようだ。25-29歳の時点での未婚率減少幅がもっとも大きい。男性の平均初婚年齢は31歳であるが、それよりも早い段階で結婚している。
>出生動向基本調査によれば、恋愛結婚の場合の「出会ってから結婚するまでの平均交際期間」は約4年である。29歳までに結婚しているということは24歳の頃に出会った相手と結婚していることになる。22歳で大学卒業したとしてその2年後である。実に早い。
>反対に、女性の国家公務員は、明らかに男性とは違う推移である。むしろ39歳までほぼ有業者全体の男性と同じ傾向である。40歳を超えての初婚によって、最終的な生涯未婚率は低くなっているものの、39歳までの未婚率は女性の有業者全体と比べても高い。国家公務員同士の男女だけを比べれば明らかに「女性の国家公務員は結婚しにくい」ことがわかる。
>一方、地方公務員は、国家公務員ほどの大きな差はないが、傾向としては、「男性有業者全体>女性地方公務員>女性有業者全体>男性地方公務員」という順番であることは変わらない。
なぜこのような傾向が出るのか不思議だったんですが、この記事の分析によると、
>とはいえ、必ずしも「女性の国家公務員は結婚しにくい」とまでは言えない。この未婚率には見えない事情があるからだ。女性国家公務員の中でも20代で結婚し、結婚や出産を契機に退職してしまっている場合もあるだろう。
>そうした結婚退職者は総数からのマイナスされ、未婚率の計算対象から外れる。つまり、未婚でも既婚でも国家公務員職を継続している人だけを対象とした未婚率なので、正確には「結婚後も就業継続している国家公務員の未婚率」だからである。
>しかし、それらの数字は個別の追跡調査をしているわけではないので不明である。
との分析結果でした。この記事にあるようにデータは数字をそのまま見るだけではなく、その裏の部分まで読まないといけないのは間違いない事実でしょう。ただそれ以外にも男性公務員に比べて女性公務員の婚姻率が高くない理由があるのではないかと思いました。それは男性の場合、年収が高く雇用が安定しているというのは結婚するために有利に働きますが、女性の場合、年収が高く雇用が安定しているというのが結婚において有利になるとは言えないことがあるのかもしれません。もっといえば収入が安定していると、結婚しなくても一人で生きていけると女性が思うのが女性公務員の婚姻率が上がらない理由の一つだと思ってます。過去に何人か公務員の女性ともお見合いや交際した印象としては、公務員女性は真面目で堅実な女性が多かったですがそれが結婚につながるかはまた別の話なのかもしれません。



