婚活者の8割が将来子どもが欲しいと回答。子ども2人を育てる為に、東京外では「700万円」、東京は「1000万円」必要と考えている。

 

 

今日はこの記事を取り上げます。IBJで婚活中の男女1539人に調査したものです。

 

>婚活者の8割が将来子どもがほしいと回答。希望する子どもの人数は、「2人」が6割を占める。
>「25~39歳」において、9割以上が子どもを希望しており、その理由として「生きがい・人生の充実につながるから」が最多に。

 

男女ともに婚活する理由の一つとして子供が欲しいから結婚したいというのは間違いなくあるでしょう。私も婚活時に女性のプロフィール見てましたが、39歳以下で子供ほしくないを選んでいる女性は1%もいないぐらいでした。どちらでもよいが2割弱、8割ぐらいが子供ほしいというかんじですね。ちなみに39歳以下の男性側だと、99パーセントの男性が子供ほしいにしていると聞いています。

 

>また子どもを持ちたいと思う支援について「育児支援(84.2%)」「教育支援(76.9%)」が上位に。
>産後の働き方に関して「共働き」を選択した方は7割に。「どちらか片方に偏った収入源では不安を感じる」という意見が寄せられた。

 

このあたりは今のトレンドでしょうね。育児支援・教育支援にしても共働きにしても、結局子供を持つうえで最大のネックは経済面になるのでしょう。

 

>婚活者の8割が将来的に子どもが欲しいと回答。「25~39歳」においては、9割以上に。子どもを希望している割合が高い年齢を男女別で比較すると、女性は「30~34歳(90.8%)」「25~29歳(88.9%)」、男性は「25~29歳(94.9%)」「30~34歳(93.5%)」がボリュームゾーンに。女性よりも男性の方が子どもを望んでいる方が多い結果になりました。

 

結婚してわかったのは私以上に妻が子供を望む気持ちが強くびっくりしてます。婚活においては、子供ほしいというのを前面に出している女性は正直あまり多くはなく、男性のほうが子供ほしいというのを発言しているケースが多い印象です。ただ実際には子供が欲しいという気持ちは男女ともに同じで、むしろ男性よりも女性のほうが子供が欲しい気持ちは強いかもしれません。

 

 

>子どもを望む理由として、「生きがい・人生の充実につながるから(60.3%)」が最多に。一方で、子どもを「望まない」と選択した方は、「年齢的に難しいと思うから(72.2%)」と回答。少子化問題の課題の一つとして晩婚化があげられますが、年齢が上がるにつれて、子どもを産むことへのハードルを感じている方が多いことが分かりました。

年齢的に子供が難しいと思うからという解答が多いのは、おそらく女性側でしょうね。やっぱり年齢が高くなると女性も出産への不安が強くなるのでしょう。

 

>「はい」と回答した方の内、希望する子どもの人数は「2人(61.4%)」を選択する方が6割を占めました。また、ご自身の兄弟の人数を伺うと、「2人(57.1%)」が一番多く、育った環境が希望する子どもの人数に影響するのかもしれません。

 

育った環境と同じ人数の子供を望むというのは確かにあるかもしれません。荒川さんの記事を見ても二人までは子供作る家庭が多いですが、第三子以降になると一気に割合が低くなります。今の時代に3人以上子供産んで育てるというのは現実的に至難の業なんでしょうね。私も兄弟の人数が2人だったこともあり、できれば2人ぐらい子供ほしいなと思っています。

 

 

>希望する子どもの人数を育てる為に、必要な世帯年収を伺うと、「1人」を希望した方は世帯年収「700万円(34.4%)」に対し、「2人」を選択した方は世帯年収「1,000万円(29.4%)」を希望。一方、東京では、「1人」を希望した時点で、世帯年収「1,000万円(27.9%)」を選択する方が最多となりました。東京外では「1人」も「2人」も希望する世帯年収は「700万円」が最多となり、都内は他道府県と比べ物価が高いことなどが影響し、子育てにもお金がかかるという認識があるようです。

 

首都圏は年収高い男女が多いですが、地方でも今は食品や電気代などで物価高です。一番首都圏で経済的にネックなのはとにかく不動産なんですよ。不動産は賃貸にしても買うにしても、他の地域と価格の差が相当ありすぎます。この希望する300万円の世帯年収の差はそのまま不動産にかかる費用の差といってもよいです。

 

>最後に、産後の働き方に関して伺ったところ「共働きをしたい」「時間を制限して働きたい(働いてほしい)」を選択する方が7割を占めました。理由として、下記の意見が多くあがりました。
■金銭的な余裕があった方が、子どもの将来の選択肢を増やせると思う(20代・女性)
■何かあったときのための貯金が必要だから(20代・女性)
■生活するのにお金は必要だし、社会と繋がりを持ち続ける事も大事だと考えている為。(30代・女性)
■今の稼ぎでも足りますが将来を見据えて余裕を持ちたいので(20代・男性)
■少しでも経済的に余裕をもち、安心感ある家庭を築きたいからです(30代・男性)
■自分の収入だけでは足りないと思うから(30代・男性)

 

男女問わず今は共働きを望む人が多いのはこれまでさんざん言ってきたとおりです。やっぱり経済面の理由が大きいのでしょうね。ただ共働きして子供を持つためには、それなりに男女ともに工夫は必要だとも感じています。