「結婚で姓を変更」どれだけ面倒か知っていますか(リンクあり)
今回は今まで取り上げたことのなかったテーマということで、結婚での名字の変更を取り上げます。
実際に妻と一緒に名字変更をやってみた感想としては思ったよりも大変でしたねぇ。妻に私の名字に合わせてもらったのですが、役所のマイナンバーカードや免許証だけでなくカードや銀行口座などあらゆるものの名義変更をしないといけません。今は旧姓併記ができる証明書類も多いですが、マイナンバーカードや免許証などはその手続きがかなり煩雑で、合わせてくれた妻には頭が上がりません。銀行口座など旧姓名義をそのまま使えるものもあるのですが、クレジットカードはマネーロンダリングの恐れがあるとかで旧姓名義でそのまま使うのは難しいようです。
私が名字を妻側に合わせて変えるという方法もあるにはあったのですが、調べてみたところ結婚によって名字を変える場合、
結婚後の男女の名字の比率は96:4
とかなり圧倒的な差がある状況で、96パーセントは女性が男性の名字に変更している状況です。
特に上の世代からすると男側が女性側に合わせて名字を変えるという話をすると、婿養子に入ったのかとか妻側の家の名字を残さないといけない事情があるのか、複雑な家庭の事情があるのかといろいろ周りに変な疑いの目で見られることが多いのも現実です。古い昔の家制度の名残なんでしょうが、今でも女性は男性の家に入るという前提で作られた戸籍制度が残っています。
たびたび夫婦別姓を認めるように戸籍制度変更すべきだという意見はでており、夫婦別姓を認めるべきだということで裁判が起こりましたが、2021年の最高裁判決で
結婚による同性制度は合憲であるとの判決が出ました。
2015年に続いて二回連続で同じ結論の判決が出たということで、おそらく今後しばらくの間は夫婦別姓が民法上制度的に認められる可能性は低いと思われます。昔に比べれば旧姓名義を使えるようにしようという流れは広がりましたし、今は職場で旧姓のままで働いている女性も珍しくありません。ただ戸籍制度ということに限れば、今後しばらくは夫婦別姓を認められるのは絶望的でしょう。
選択的夫婦別姓制度には日本人の6割以上が賛成という世論調査が出ているようですが、日本では現実的に夫婦別姓制度に取り入れられるのはかなり難しい状況です。ダブルネームといって両親両方の名字を残すという制度も海外にはあるようですが、これも日本にはない風習なので現実的にはなかなか難しいでしょう。また夫婦別姓となると一番の問題となるのは子供の名字ですよね。やっぱり親と子の名字が違うとなると、いろいろ不都合が生じるのではないかという懸念が強い人も多く、そのあたりが日本で夫婦別姓に踏み切れない理由になっている気がします。
ちなみに、私は自分の名字とか家の名前とかどうでもいいので、選択的夫婦別姓制度賛成派です。お互いに話し合って好きなように決めればいいと思っています。皆さんはどう考えるでしょうか?

