「地方にいたら結婚できない婚難化現象」過去85年間で最大となった大都市と地方との婚姻格差(リンクあり)

 
地方にいたら結婚できない婚難化現象が進んでいるという記事をとりあげます。いつも婚活記事を書いている荒川和久さんの記事ですね。婚活業界では有名な話ですが、首都圏・関西圏・名古屋圏・福岡県などの大都市圏にくらべてそれ以外の地域での婚活は圧倒的に不利です。理由は非常に単純で、大都市圏以外では結婚するような若い年代の人口が圧倒的に少ないからですね。それをデータ面から歴史の流れとともに解説している記事がこちらになります。
 
婚姻率自体の増減だけではなく、全国平均比での比較推移をみると、都道府県の逆転現象だけではなく、大都市と地方における婚姻格差がこの期間において2度拡大していることもわかる。

>一度目は第二次ベビーブーム期で、これは東京や大阪という大都市圏の独り勝ち状態による格差だった。格差とはいえ、まだ下位グループの婚姻率も全体的にはそれほど低くはなかった。

>2度目の格差拡大は2010年以降に顕著となる。これは全国の婚姻率自体も減っている中で、東京があがったわけではなくキープしているに過ぎず、東京以外が「結婚困難になった(地方の婚難化)」とみるべきだろう。この2度目の婚姻格差は、1935年以来の85年間で現代がもっとも最大化している。

>これはもう単純に、結婚対象の若者の人口減少以外の何物でもないと考える。

若者の人口流出→婚姻のマッチング不全→婚姻数減少→出生数減少→人口減少という流れを踏むからだ。そして、この婚姻格差は20年後には人口減少として表出化する。

 
大都市圏とそれ以外の地方でなぜ婚姻格差が生じているのか?理由は簡単で結婚適齢期の若い人がどんどん都市部に流出しているからなのでしょう。そもそも結婚相手になるような若い年齢の異性が同じ地域にいなければ当然結婚することはできませんし、婚活しようにも相手を探すのに苦労します。その結果地方は結婚しにくいので、さらに人口減少が進むという負のスパイラルが進むことになります。
 
もちろん、東京に出たからといって結婚できるわけではない。婚姻率も高いがその分未婚率も高いからだ。しかし、少なくともそもそも結婚対象となる人口が少ない地方にいるよりは、大都市にいた方が結婚しやすいことは確かである
 
ただし、都市部に出れば結婚できるというわけではありません。東京とか人口のブラックボックスといわれるほど未婚者も多いですから。しかしながら何と言っても絶対的な人口が多い分同じ年代の異性と出会える可能性は高いので、チャンスは地方に比べると相対的に多いです。中には結婚したいなら転職や引っ越ししてでも首都圏や関西圏に出て来いと主張している相談所のカウンセラーもいるぐらいで、これは合理的に考えれば一理ある気はします。
それだけ都市部以外で結婚適齢期の相手の異性を見つけるのは困難なのが現実です。進学や就職で若い人はこぞって地方から都市部に出てきます。そもそも地方には若い年齢層の男女が圧倒的に少ないので、結婚相談所だろうがアプリだろうがパーティーだろうが、どの婚活手段を使ったとしてもそもそも絶対的な候補となる異性が少なすぎて相手を見つけにくくなっています。結婚相談所のアプリで大都市圏以外の地方の20代30代の女性を検索したことあるのですが、一つの県で30人とかしか適齢期の女性が出てきませんでした。しかも同じ県内でも車で2時間とかザラです。これではお見合いして交際するのも容易ではありませんし、相手を見つけるのは難しいでしょう。婚活するなら圧倒的に大都市圏の方が有利であるのはゆるぎない事実だと思います。