今どきの北朝鮮女性の「婚活」で理想の男性像とは(リンクあり)

 
前回記事が長文すぎたので閑話休題ということで、北朝鮮女性の婚活事情の記事が興味深かったので取り上げてみます。
 
>かつての北朝鮮では、軍官(将校)や保衛員(秘密警察)、安全員(警察官)が結婚相手として人気が高かった。
>今、女性たちが結婚相手として好むのは、脱北者の家族だ。
 
なんとなく北朝鮮の社会背景がわかりますよね。もともとは社会的地位が高い男性が女性に人気があったようですが、食糧不足と経済難がひどくなりすぎて、今まで良い暮らしをしてきた軍官、保衛員や安全員といった社会的地位の高い人でさえ生活水準が落ちてきたのでしょう。その結果、経済的に余裕がある脱北者の家族が結婚相手として人気になっているようです。脱北者の家族って北朝鮮からすれば裏切者という感じだと思うんですが、やっぱりまずは生活が大事ということなんでしょうね。いつの時代でもどんな場所でも女性が求めるのは経済的に安定して稼げていい生活をさせてあげられる男性なのかもしれないなと改めて思いました。
 
さらにもう一つの記事によると、北朝鮮でも女性側が主導権をもって男性を選別して結婚相手を選ぶようになっているようです。そのあたりも日本の婚活事情に似ているのかもしれません…。
>経済力のある女性の方が配偶者を選ぶケースが時々あったが、経済難が続いている現状で、そんな傾向がより強まっている。

能力のある女性は、仲人から紹介された男性の「成分」を厳しくチェックするという。 成分とは、すべての北朝鮮国民を5つの階層に分類し、優遇または差別するという事実上の身分制度だ。金日成時代ほどは重要視されなくなっているとはいえ、成分の悪い人は条件の良い職場への配属や軍隊への入隊、朝鮮労働党への入党、幹部への登用などの道が断たれている現実に変わりはない。

>結婚相手の成分を見極めることは、北朝鮮社会で生き残る上において欠かせないことで、費用をかけてでも調査を行う。一種の「投資」である。また、女性が結婚相手の男性に、スマートフォン、バイクなどを買い与えることも一種の投資だ。情報を得る手段や自らの交通手段を持つことは、よりよい職業への近道であり、それは女性が行っている商売のさらなる繁盛にもつながる。また、持ち物で人間が値踏みされる社会風土も関係しているだろう。大学卒業後に良い職場に配属されるために必要なワイロも、女性が支払う場合があるという。

>このような傾向は20〜30代の若い女性の間で顕著だという。より年長の女性らは、甲斐性なしの夫の顔を立てるふりをして自分は我慢するというのが一般的だったが、今は違うということだ。