前回女性の男性への年収フィルターの話を記事にしたので、これに対応する男性が女性に対してしているフィルターは何だろうかと考えてみました。男性の女性への年齢フィルターの問題もあるのですが、すでに過去に記事にしている(リンクあり)ので、今回は男性の女性への専業主婦希望フィルターの話をしてみます。

 

 

題材として私が愛読している婚活ブロガーのランダムウォーカーさんの投資家の婚活ブログで興味を持った記事があったので、許可を得てリブログさせてもらい題材にすることにしました。タイトル通り、私は専業主婦希望の女性を避けましたということですが、これは今の婚活では一般的な流れで男性は専業主婦希望の女性を明らかに避けるようになっています。

 

 

下に男女共同参画白書にもでてますが、国は明らかに共働きを推進していて社会全体で共働きを推進する流れになっています。もはや女性が専業主婦か共働きか選べる社会とかではなく、専業主婦を許さない社会になってきているぐらいに思った方がいいです。人口が減って労働者の数が減っているとかいろいろ理由はあるのでしょうが、今後もこの流れはしばらく変わらないでしょう。その象徴として配偶者控除や3号保険などの専業主婦有利の仕組みはおそらく近いうちに廃止されるでしょうし、専業主婦を優遇するような制度はどんどんなくなっていくでしょう。この社会の流れの中で仕事辞めたいから結婚して専業主婦になろう・・・とか考えている女性がいるならかなり苦しい婚活になることは覚悟しておいた方がいいです。投資家の婚活さんのように専業主婦希望というだけでどんなに若くて可愛くても秒で断る男性もかなり増えてきています。

 

配偶者控除見直し求める 家族の姿「もはや昭和ではない」―男女共同参画白書(リンクあり)

 

投資家の婚活さんのブログの専業主婦希望の女性を避ける理由は以下の通り

 

1.失業で一家が路頭に迷う

2.専業主婦になりたい理由がわからない

3.判断力が甘い気がする

 

この三つは言い方や表現は違うかもしれないですが、多くの男性が専業主婦希望の女性を望まない理由と一致しています。

一つ目ですが経済的な理由は確実にあります。今の時代絶対に安定した職業なんてありえませんし、もし安定した職業だったとしても男性が体調を崩して働けなくなることはあり得ます。この結果、男性は女性に家事能力を求めなくなった代わりに稼ぐ能力を求めるようになってきます。今の時代いつリストラや給与カットにあうかわからなくなってきているので、働き手を二馬力にすることでリスクヘッジしたいと考える男性が増えています。昔より日本では経済的な安定性は下がっているという外部環境の変化が要因でしょう。

 

二つ目もよくある意見です。専業主婦になった場合今は家事の負担もかなり減ってきていて明らかに家事は昔ほど時間がかからなくなってきています。育児についても保育所などに預けられる社会的システムが整ってきています。そのため専業主婦だとかなり時間が余りますから、家で何したいの?単に怠けたいだけなの?と思われても仕方ありません。また、今は女性もかなり高学歴化してきていて、男性と変わらない教育を受けてきている女性も多いというのもあります。同じように教育を受けてきたのに専業主婦をしたいというと男女平等といっているのにおかしくないかと思う男性います。

 

最後に三つ目の理由ですが、専業主婦希望の女性の印象としてこれも確かにあります。専業主婦になるということはある意味男性に経済力をすべて依存することになるわけで、自分の人生を全て相手に丸投げするという非常にリスクの高い行為です。判断力が甘いと思われても仕方ありません。また、どうしても仕事という面で社会から切り離されるので社会性を失って視野が狭くなります。そういう女性は避けたいという男は結構多いです。

 

以上、今回は婚活において男性は専業主婦希望の女性を明らかに避けはじめているという話でした。なお、念のために最後にいっておきますと専業主婦希望なら結婚できないといっているわけではないので勘違いしないようにお願いします。減ってきてはいますがが専業主婦希望を相手に望む男もまだまだいます。

前回の記事に続いて今回も批判を浴びそうな記事ですがあえて書いてみることにしました。