みなさまこんにちは!
今日はあいにくの天気でかなり肌寒い日になっていますね。
雨も長く降り台風もまた近づいているようです。
大きな被害がこれ以上でないことを祈りつつ・・・。
本当は、昨晩自宅で仕事を夜中までこなし今日は、ダイエット運動や楽器の演奏など
天気が良ければするつもりでしたが、予報が雨の時点で諦めていました。
急な予定変更これは結構、良くあることで、その時にどうやって過ごすかも大事ですよね?
私は予定変更し、今日はこの後は自宅の掃除とリフレッシュの時間に充てることにしました。
時間の使い方がまだまだ下手のなので、精進が必要ですが(笑)
さて、今回のテーマは「真摯さと謙虚さその背景には何がある?」です。
「真摯」とは?
簡単に言うと
「まじめで熱心な事」
「謙虚」とは?
簡単に言うと
「控えめでつつましいこと」
このテーマがここ数年の私の大テーマのひとつになっているのには訳があります。
学生時代から比較的、意識せずとも、「真摯さと謙虚さ」を実行しているつもりでした。
先輩や先生には敬意を表し丁寧な言葉遣いと姿勢を見せてきたつもりです。
後輩には優しく指導し、前向きに何でも挑戦してきました。
というつもりでした・・・。
実は、そこに足らないものがありました。ただ「真摯さと謙虚さ」の部分だけで考えれば
学生時代から出来ていたのかもしれません。
ですが、ずっと大きな転機や挫折、裏切り、後悔、たくさんの苦労を味わう事になりました。
チャンスをモノにできず、自責の念に駆られ、人からは
「冷たい感じがする。」「くそまじめキャラをやり過ぎてる。」「感情がこもってない。」
「褒めてくれない。」「無理してる。」
と言った痛いところをつかれる話もありました。何度も上っては落ち、上っては落ち・・・。
まさに、「波乱万丈」「転落の人生」「疑心暗鬼」そのレベルまで自分が信じられなく
なっていました。
いったい何が足らなかったんだろうと・・・。
悩む日々でした。仕事も、転職を繰り返し、うまくいかない日々。
音楽もやめ、趣味もなく、ただただ日雇いアルバイトのみで食いつないでいる時期もありました。
あの20代前半での栄枯盛衰は今でも忘れることは出来ません。
今もまだ、その時受けた傷や悩みは解消されていません。
正に人生のズンドコでした。(笑)
では、いったい何が足らなかったのでしょうか?
その答えは、原点にありました。
人によっては違うのかもしれませんが、私の信念にありました。
私のポリシーは
「愛・希望・夢・信念」です。これを背景にきちんと描いていないことに問題があったのです。
これを失ったあるいは、目を背けていたことで、人が離れ、自分を追い込み立ち直れないくらい
傷つき、悲しみにあふれていました。
ですが、はた目からは「真摯さと謙虚さ」を持ち前の武器にしていたわけですから、
その薄っぺらい心を読まれていたんですね。
どうして、その事に気が付いたか?
それは、「心から感動する時、愛情を感じられた時、希望が持てる時、夢を描ける時」
そのきっかけをもらえたからです。
大きな感動のきっかけ①
「奇跡の面接」
当時、日雇いのアルバイト、パチンコ屋のアルバイト等正社員になる事をそろそろ考え、
音楽への道を断ち切ろうと思ったとき、と同時にパートナーとのけじめをつけようと思ったときが重なりました。
そう、このタイミングで前職のホテルとの出会いがありました。
当時は、働いていたパチンコ店の正社員にならないかと言われ、
既に私はシニアアルバイト(契約社員と同等クラスの待遇のアルバイト)で高い評価を頂いており、
正社員契約での採用間違え無しとの見解で、本社の人事部長の方とも面談しました。
その際にすでに自分のお店の店長と統括エリア長からの推薦状もありそうとう良い待遇で
そのまま社員にならないか?と人事部長からも3度打診がありました。非常に悩みました。
ですが、諸事情により結果的に正社員にはなれませんでした。
その後、しばらく、アルバイトを続けながら、いよいよ正社員へならねば!と焦りは募りました。
その時25歳だいぶ遅い就職活動でした。大学も中退し、アルバイト歴8年。
正社員経験ほほぼなし。今考えるとかなり採用条件は厳しかったと思います。
そして、ふと目に留まった「ホテルの求人」実はその頃、同じパチンコ店に働く上司とも
年が近いことから公私ともに仲良くしていただき、就職の件も相談していました。
「というわけで・・・。今のお店への正社員への道はあきらめました。今後、僕はどうしたらいいんでしょうかね?
何がやりたいか自分でもよくわからないんです。」今もどんな職業がやりたいのかはわかりませんが(笑)
「でも、あなたの接客力と判断力と責任感と行動力はすごいよね~。ホテルとかいいんじゃない?」
「ホテル~?いやいやサービス業はそんなに好きじゃないんですよ本当は。丁寧な対応は好きですが
、接客だけがやりたいわけではないんですよね~。どちらかというと全体の事をやってみたいんですよ。」
とんでもないことを言ってますね。サービス業で10年近く働いている人間の本音でした。
その頃から言葉は良く知らなくても「マネジメント」に興味があったように今では思います。
そんなやり取りがあったことが急に頭をよぎりここだ!と思い詳しい求人内容を汲まなく読み
自分が働いている姿がイメージできました。
すぐに、面接への応募をしました。
次の日に電話連絡が人事担当の方より来ました。
喜び勇実、どきどき緊張しながら面接に向かいました。
忘れもしません。10月のこの時期です。
わずかながらの希望を感じていました。
そして、いよいよ面接です。通常であれば、
面接担当→人事担当→役員→社長
といった面接段階を踏むのが一般的でしょうが、この会社は
いきなり「社長面接」!!!
「逆社長面接」と称し名物になっている面接でした。
つまり、私たち面接希望者が「社長」に対し、質問し面接をするのです。
これには驚きました。
もちろん、それなりの覚悟と決意と思いを持って望みましたが、まあ、緊張しますよね。
しかも、1対1になるまえに集団面接。一言も言葉を発しないまま、会場を後にする方もいました。
私が面接を受けた日は、確か5名くらいが同じグループでした。
最初の1時間程度は、「グループ面接」その後、「筆記テスト(常識問題)」
そして、1対1の「社長面接」、合格者のみ後日「人事担当と面接」(笑)
こんな順番でした。
グループ面談では、私ともう一人の方がいくつか質問をしていました。
小さな思いを目いっぱい勇気を出して質問しました。
ここで、一言も言えなければ終わる・・・。
ここでやらなきゃいつやるの?!
といった思いが後押しし、今までの経験則から予測が付く範囲での
一般的な質問をしていました。
社長は熱心に私たちの質問に答えてくださいました。
そして、その「グループ面接」が終わった後、希望者は「筆記テスト」を受け
そのまま、1対1の「逆社長面接」へ進めますがどうしますか?と聞かれました。
実はここに大きな分かれ道が存在していました。
すぐに私はシュミレーションをしました。
面接がスタートしたのが18時頃。今はすでに19時ここから30分の「筆記テスト」
をやってその後、すぐに「1対1の逆社長面接」・・・。終わるのは21時過ぎるな。
本来なら何日かにわけてやるのを1日で行うには訳があるかもな。
事前に逆社長面接会の日にちが月に1~2日しかないことを調べていました。
いろいろ瞬間的に考えました。
・もちろん社長が多忙という事
・根性や熱意を見てる
・準備なしで面接をするということは本人の人柄を見ること
・勉強はどの程度できるか?(常識テスト)
考える時間や準備をさせないということがポイントだな!と思いました。
もちろん、人事担当の方が、
「この一次面接の結果を待ってから後日再度社長面接でも構いませんよ。
遅くなってしまったので、他にご予定がある方もいらっしゃると思いますし。」
と、言って下さったのですが。
その言葉に5名中3名は帰りました。
「ほかにも受けている会社がある。」「辞退します。」「予定があるので結果を受けてから準備します。」と
私ともうひとりで残る形となり、「筆記テスト」をそのまま受けました。
私もすでにクタクタで正常な精神で望めずぼろが出るかも・・・。
そこで残るか悩んでいる脇をさきほど一度退室された社長が通りかかり一言こうおっしゃいました。
「君には光るものを感じるよ。何も予定がなければテストを受けていきなさい。」
え?心臓が飛び出るほどびっくりしました。
心では、まだ面接段階。ましてや社長が一面接者の若者にそんなセリフはきますか~????
でも、すでに涙が出そうになりました。
私にとってはこれがひとつめの「奇跡と感動でした。」
つたない思いが少しでも伝わった!
とてもうれしく思いました。
そこで、迷いは吹っ切れ、「テストを受けます!」と即答しました。
ですが、実は、筆記テストがあるとはどこにも書いてありませんでした。
従いまして、何にも練習も勉強も訓練もしてきませんでした。
今考えると、正社員面接では、常識レベルのテストは記載がなくても行われていることが
ふつうだと思いますが、当時は社員面接を受けたことがほとんどないので、一番テストが不安でした・・・。
その為、テストの結果は散々でした。計算問題も緊張で四則計算もまったくできず、社会情勢も経済
状況も知らない、唯一できたのは、「ケーススタディ」で接客事例に対する、対応を仕方を自分の考え方で
述べなさい。これだけは自信がありました。自分の経験したことのある事例があり、
結果的にお客様にご理解いただけた内容でしたので。
テスト終わった後に・・・。「終わったな。折角、光るものを感じるなんて言っていただいたのに・・・。
計算もできないお馬鹿さんは採用してもらえないよ・・・。」
ものすごい落胆して結果を待っていました。この時、休憩も挟んで20時過ぎ、
生きた心地がしませんでした。もう一人の面接者の方とも会話できず二人もともぐったりでした。
そして、採点が済み、一人ずつ別室へ呼ばれいよいよ
「社長」との1対1の面接です・・・。
先にもう一人の方が呼ばれ、私は待機してました。
頭の中では緊張とプレッシャーと落胆ともうぐちゃぐちゃでした。
・・・。30分ほど過ぎ、私が呼ばれました。
(前の方は30分くらいか~それでも結構長いな~と思っていました。)
いよいよ別室に人事担当の方に誘導され、
社長と再度ご対面をしました(笑)
開口一番社長に言われたこと
「あなたは、計算苦手?テストひどいね~(笑)」
と言われ、もうとどめを刺されました。
「・・・。緊張のあまり焦ってできませんでした。」
と正直にうつむきながら話しました。
そこから、しばらくテストの回答の答えを社長から伺い、
私が何点であったかを知らされました。
予想以上に低い点数で、今までの面接者の中でも下から数えたほうが早いと・・・。
もう、言葉もありませんでした。
(いざっていうときの勉強不足はこういった所にでるんだなぁ~はぁ・・・。)
その後です。耳を疑うセリフが聞こえてきました。
「テストはひどかったけど、なぜさっき僕があなたに声を掛けたかわかるかい?」
と言われました。
「君には何か光るものを感じるんだ。そこに興味が湧いたんだ。」とおっしゃいました。
続けて、
「ほら、このケーススタディの回答は僕は素晴らしいと思ったんだ。」
つまり、私の回答はお客様の事、お店の事、全体の事をきちんと考え
結果的に、「ピンチをチャンスしてるじゃないか」と。
昨今、社員希望でもアルバイト面接でも、「サービス業経験者。」「接客は得意です。」
「お客様第一。」「一流のフロントマンになりたい。」
そういった、言葉をうわべだけで使う人が多いけどあなたはなんか違った。
もちろんそうした根底の意識があることはわかるけど「サービス業はサービスだけじゃない」
という考え方。また全体への配慮を考え、結果これは「ビジネスであること」を理解している
と僕は思うんだ。まあ、勉強はもう少しした方がいいけどね(笑)
評価された!もう心はパンク寸前でした。落胆からの高評価。
ジェットコースターよりアップダウンが激しすぎました(笑)
ふたつめの「感動」が起こりました。
自分が認めてもらえた瞬間でした。
その後は、もう洗いざらい話し、社長の求める「人物像」と「経営ビジョン」「夢」をうかがい
親子で話している感覚にとらわれるほどでした。
そうこうしている内に2時間を過ぎ、私が抱えている問題を聞かれ、
一瞬間を開けて考えましたが、素直に正直に話しました・・・。
嘘を言えば言えた状況です。ごまかすこともできました。ですが、私は正直に話しました。
かつて、そのことが理由でパチンコ店の正社員をあきらめた事を思い出しながら・・・。
(さすがに、ここまできたけどやっぱり無理かな・・・。以前もこの事が理由で面談は
上手くいってたのに、駄目だったからな。)
その時です。社長はこうおっしゃいました。
「僕は、あなたの家族でも父親でもなんでもない、赤の他人です。ましてや採用もしていないし、
採用の結果は後日検討したのちに知らせることにしています。よって、この件は本来は
私には何にも関係ないことです。ただし、その状況では採用することはやはり難しいです・・・。
このままでは。解決してから~」
このセリフはかつてパチンコ店の人事部長からも同じセリフを頂戴しました。
ああ、やっぱりなと思った瞬間!
「でも、このままにしておくのはもったいない。僕はあなたの家族でも親でもないけど
力を貸しましょう。もう採用するつもりでいましたし。即採用で返事をしますから
あなたは解決の為に一生懸命働いてくれますか?」
3度目の「奇跡」が起こりました!「感動」が起こりました。
僕はその場で泣いてしまいました。
その瞬間覚悟を決め前向きに生き、本気で働く決意をしました。
「あなたの真剣な姿勢と責任感と控えめな心の奥にある熱意に惹かれました。
歯がゆい思いをしてきた心に打ち勝とうとする決意を見ました。」
大規模に近い会社の社長が私に「愛情」とも取れる「希望」をくださったのです。
もちろん、こんな事はめったにありませんし、面接に「私情」を持ち込むのは
ルール違反なのかもしれません。きっと人事担当者が面接をされていたら
その場で、「不採用」だったでしょう。社長が面接をしてくださったから、
社長の私的な決断で採用してくださいました。
つまり、「真摯さと謙虚さ」その背景に失いかけていた、「希望と信念」
そして背景には「人間愛」がありました。
そして、条件付きで採用されました。
「3か月間の研修期間」「一番下の社員」「賃金レートも一番下」
それでも、私は了承しました。
「いつか、この恩返しをするぞ!」
大きな会社ほどこうした事は起こらないこともわかっています。
会社に私情を挟んではいけないことも。
100%社長の判断は正しいとも言えない
そうしたこともわかっています。
ですが、そうした人材を買ってくれた心意気の背景に
「真摯さと謙虚さ」その背景に、
挫折と後悔から立ち直ろうとした人間の
「愛情と希望と夢と信念」
誰でも深い悩みはあります。私もまだ解決していない悩みはたくさんあります。
ですが、私が救われたきっかけを与えてもらったように、
人から必要とされ、前向きに頑張ろうと努力し、愛される人になる為に
心から「真摯に、謙虚に、」取り組む人にはいろんな形で
即、悩み解決とはいかなくても何かの形で「感動」や「希望」が
与えられるのではないのでしょうか?
一人では会社は成り立ちません。
すべての「感情」と「感動」を取り除いては人はついてきません。
私が社長になりたいとさらに思ったきっかけのひとつであることは
言うまでもありません。現在はこの会社にはおりませんが
今でも尊敬しています。感謝しています。感動しています。
本当にありがとうございます。
長くなりましたが、今日はこのあたりで締めさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回の更新の際にお読みいただけたら嬉しいです。
ありがとうございました。