今回は、「清掃」と「清潔」をテーマにしたいと思います。
さて、突然ですが、皆様はご存知でしょうか?
「掃除」と「清掃」の違いを。なんとなく、理解し使い分けをしているように思いますが、
正確にどこで区別しているか、改めて調べてみました。
「掃除」とは?
漢字を見ると「掃いて、除く」なので、やはりそのままの意味かなと思っておりましたが、
そのままでした(笑)
意味:掃いたり、拭いたりして、ホコリやごみや汚れを取り除くこと。
「清掃」とは?
意味:掃いたり、拭いたりして、ホコリやごみや汚れを取り除き、衛生的な環境を整備して、
人の健康を守ったり、機器の正常な動作を確保したりすること。掃除ともいう。
驚きました。違いが明確かと思ったら、ほぼ同義語でした。一部の解釈で
「薬品を使用してきれいにする」のが「清掃」とか、
「衛生的な環境を整備するためにきれいにする」のが「清掃」とか、
言われてはいますが、両方同じ意味なんですね。
ひとつ勉強になりました。ただ、「掃除」より「清掃」の方が、徹底的にやっている感じがするのは、
私だけでしょうか?
このように、似たような意味で、多少ニュアンスが違っても同じ意味を持つ単語はたくさんありますね。
今度は、
「清潔」とは?
意味:汚れがないこと。衛生的であること。また、そのさま。
これも、意味は「掃除」や「清掃」と同じ解釈でこれがセットになりますね。
つまり、「掃除」や「清掃」を行うことにより結果、「清潔」になる。
ここまでのプロセスにたどり着かない場合は、「掃除」や「清掃」を
したことにならないということですね。
また、清潔は、人に対しても使用します。
もうひとつの意味:人柄や行いが清らかで、うそやごまかしなどがないこと。またそのさま。
「清潔感」は人にも使いますよね?
またひとつ勉強になりました。
では、ここからが本題です。
私が、経験した「掃除」や「清掃」まつわる、伝説のひとつをご紹介したいと思います。
後にも先にもこれだけの体験はめったにできないと思います。少し、「掃除」の内容とずれるかも
しれませんが、お付き合いください。
時は、私がパチンコ店でアルバイトをしていた頃・・・。
その日も、お客様が多数来店され、店内はにぎわっておりました。
その日は、私は店舗の地下フロアにある、スロットコーナーを担当しておりました。
ホール巡回をしながら、コイン補充をしたり、空いた遊技台の清掃をしたり、
お客様をご案内したり、接客を行ったり、通常業務を行っておりました。
また、全員業務指示や連携の為に、インカムと言った無線機をつけているのですが、
そのインカムから、こんな声が聞こえてきました。
「すみません。1階、男子トイレ詰まっています。どうすればよろしいでしょうか?」
すると、私や先輩アルバイトが「トイレのスッポンで解消してみて。」と指示。
よくあることです。または、イタズラ等でごみが詰められていたりすることも間々ありましたので
そのレベルで済むと思っておりました。
その数分後、
「すみません。今度は1階、女子トイレが詰まっています。異物等は確認できません。」
ちょっと不思議な感じがしました。
(同時に詰まるって中々ないよな。両方イタズラの可能性もあるけど・・・。)
様子を見に行きました。
そして、男子トイレの便器に手を突っ込み、中を確認しましたが、何もなく。
その後、同じく女子トイレの便器に手を突っ込み、中を確認。やはり何も詰まっていない・・・。
その事を、上司と店長に報告し、とりあえず、1階のトイレは使用禁止にして、
地下のトイレをご案内してくださいとの指示。
そして、また地下フロアに戻り、念のため、地下の男女トイレも確認。異常はありませんでした。
しばらく様子見ということで通常業務に戻りましたが、一介の不安を感じていました。
そこで、上司に相談し、数分おきに上下トイレをチェックすることになりました。
数人のスタッフで確認を行っていたところ・・・。
やはり、予想通り最悪な事態が発生してしまいました。
「大変です!地下のトイレ便器から、水があふれてきました!」
「ええ?!水流したの?」
「違います、何もしていません。急に便器から大量の水が!!!」
すると、数分もしないうちに、トイレの床は一面水が高さ3cm~5cmくらいなり、
地下フロアまで、浸水し始めました。現場はパニックになり、騒然となりました。
すぐにお客様へ説明に回り、ご遊戯を中断していただくようにお願いしておりましたが、
やはり、難しくほとんどのお客様は足を浮かせそのままご遊戯されていました(笑)
同時に専門業者の手配はしておりましたが、到着まで1時間はかかるとの事。
そうこうしているうちに、1階トイレからも噴水が始まりました。
緊急対応として、汚水層から汚水を汲み上げ外に捨てるという手段がとられ、勇者(笑)が選ばれました。
もちろん、私もそのチームに入りました。
まず、上司が汚水層の中に入り、大きいポリバケツで汲み上げ、階段で運び、外に捨てる。
フロアへこれ以上浸水させないように、堤防を作り、守る。
その他のスタッフもお客様への対応と、通常業務でてんてこ舞い。
まさに、修羅場でした。
トイレの水も汚水なので、極度ではないものの、糞尿の匂いがしたり、消臭スプレーをまくも
焼け石に水でした。中にはお客様が移動して転倒したり・・・。
そんななか、勇者達は順番に、汚水を汲み上げ、外にひたすら捨てに行き、何十往復も
しました。制服も下着までずぶ濡れ、汚水・汚物まみれ・・・。
みんな必死でした。もう、やけくそでした。でも、なんとかこの事態を収拾しようと全力を尽くしました。
1時間後ようやく業者が到着した頃には、汚水層の中の水量は半分ほどになっており、すぐに
業者は作業に取り掛かりました。
ようやく事態は、終息に向かっていきました。
私を含め勇者達は、怒りを通り越して、達成感すら感じていました。
目いっぱい全身は汚れていましたが(笑)
その後、詳しい原因は一部しか記憶しておりませんが、汚水センサーの不良と、
汚水層タンクの中のの排水不良が原因であったと思います。
普段から、6ヶ月点検討していたため、店舗側の不備ではなかったそうですが、
大変な体験をしました。
それからと、云うものトイレのつまりだろうが、汚水だろうが、嘔吐だろうが、何の抵抗も無くなりました。
人は、必ず生活していると、「汚れ」が発生します。それを誰かが「掃除・清掃」しなければなりません。
誰かがやるから、いいや、業者やお店のスタッフがやるからいいや。確かにその通りです。
間違えではありません。
しかし、「掃除・清掃」で得るものも、疎かにすることで失うものも大きいのです。
自ら、率先して「掃除・清掃」をすることから得られるもの。
きれいな空間と自身の達成感。そして、みんなの信用と信頼。
サービス業だけに限らず、清掃や清潔感は会社全体を良くします。
間違えありません。
失うものは、大げさにいうと、信頼と信用と清潔感。ひどい場合は健康すら害するかもしれません。
最悪、家庭環境すら崩壊してしまう事例もあります。他人ごとではありません。
そうなったら、後悔しても遅いのです。やりなおすことや立ち直ることはできても
時間を戻すことはできません。当たり前のことですが、いかに大切かこの時から、
「掃除・清掃」に対しての意識は強くなってきたように思います。
無意識で見過ごすこともありましたが、反省の毎日を重ね出来ることはやるようにしています。
たかが、「清掃・清潔」されど「清掃・清潔」これも、奥が大変深いと思います。
こうした経験が私を大きく成長させてくれたんだと思います。ありがとうございます。
これからも、できることから、気が付いた時あるいは計画的に、「整理・整頓・清掃・清潔」
を行って参ります!
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。また、お暇なときにお読みいただけたら
うれしいです。