「THE DANSHAKU LOUNGE」
北海道新幹線の駅「JR新函館北斗駅」。
その東側に位置し、道央と道南を結び、南北に走る幹線道路の「国道5号線」。
駅からその5号線に出たところは地元で「峠下(とうげした)」と呼ばれるエリアなのですが、そこは近年、北海道新幹線開業に伴って開発が進み、道の駅「なないろ・ななえ」が出来たり、ラッキーピエロの大型店が出来たり、以前からあった「昆布館」と相まって観光スポット化が進んでいるのですが、こちらもその一角を担う施設です。
そう、今回ご紹介するのは、単体で営業されているレストランではなく、ミュージアムスポットというか、その施設内にあるダイニングコーナーです。
「アミューズメント」のカテゴリで書こうかとも思いましたが、レストランのウェイトが大きいので「レストラン」のカテゴリで書きますね。
こちらの施設の場所は、道の駅「なないろ・ななえ」の隣に有ります。
施設のオープンは道の駅開業から遅れること2年ですが、駐車場は共有されていますから、これは道の駅を活用した開発プロジェクトなんでしょうね。
道の駅がらみの開発規模としてはみなみ北海道で一番大きいのではないでしょうか。
さて、どう紹介したらよいかなと考えたところで、施設の概要からご説明いたします。
こちらの施設は「ジャガイモ」、いわゆる「男爵いも」と呼ばれる品種を欧州から持って来て、この施設がある七飯町で栽培に成功し、日本国内にその名とともに広めた“男爵”川田龍吉氏にまつわる資料が展示されていて、「男爵いも」誕生までの経緯や川田龍吉氏のヒストリーを知ることが出来ます。
この施設に入るための入場料はありません。
細かい説明は長くなるのでこれ以上書きませんが、なかなか面白いですよ。
工業系や歴史好きの方には特におすすめです。
見て思うのはとにかく財力の凄さを感じます。
施設の内部はこんな感じで、工場というか、倉庫というか、そういうコンセプトの作りですね。
“いも”にまつわる商品やこの七飯町の特産品などの物販コーナーもあります。
その奥にダイニングレストランがあります。
そちらではここ七飯町の食材を使ったお食事が楽しめます。
トップの画像は、地元の大沼牛を使ったハンバーグです。
これは「ひこま豚」を使ったトンテキですね。
そして、お料理にはやはり付け合わせに「男爵いも」が乗ってきます。
牧歌的な外の景色もまた良いシチュエーションです。
お料理の味がより美味しく感じられます。
そして、やはりなによりも「男爵いも」発祥の地で食べる「男爵いも」というのがまたなにか特別な気がします。
ドリンクのグラスを見ても紙ストローを使っているところなどにもこだわりを感じます。
そして、テイクアウトコーナーでは、フライドポテトやコロッケが売っているのですが、このコロッケが噛んだ瞬間モチっとした食感があってちょっと風変わりですがオリジナリティがあってこれも美味しいです。
ここ七飯町は国内における西洋式野菜栽培発祥の地でもありますから、こちらで施設を見学して食事をしていると、なにかこう日本の近代化の歴史はこうして始まったのかと感じずにはいられません。
【お店情報】
住所:北海道亀田郡七飯町峠下379-3
TEL:0138-82-8888
営業時間:(モーニング)9:00~11:00 (ランチ)11:00~15:00 (カフェ)15:00~18:00
定休日:(月)、第3火曜日 ※(月)が祝日の場合は営業し、翌日の(火)が休業
駐車場:無休(年末年始、施設メンテナンス時除く)
【厳選・函館グルメ情報サイト】
- 道南・函館QUALITY -
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