チャオ!みなさん、こんにちは!
ディズニー情報局のラピです!
前回までは、2回に渡り東京ディズニーランドのエリア別バックグラウンドストーリー(BGS)をご紹介しました!
本日から、その東京ディズニーシー編を計3回に分けてご紹介します!!
ランドとはうってかわり、その壮大で深すぎるストーリーに、これを読んだ皆さんは思わず誰かに話してしまいたくなってしまうと思います!
それでは、早速見ていきましょう!
\ TODAY'S /
バックグラウンドストーリー
〜 東京ディズニーシー編 Part1 〜
本日のラインナップ
・メディテレーニアンハーバー
・ミステリアスアイランド
メディテレーニアンハーバー
ここは、20世紀初頭の地中海沿岸の港町がモデルになったエリアです。
メディテレーニアンハーバーは、
①ポルト・パラディーゾ
②パラッツォ・カナル
③エクスプローラーズ・ランディング
の3つのゾーンから構成されています。以下ではそれぞれのゾーンについて解説しいきます。
【ポルト・パラディーゾ】
ここは、イタリア北西部の港町「ポルトフィーノ」をモデルにしたゾーンです。多くのレストランやショップが立ち並び、ホテル・ミラコスタがその大部分を占めています。
「ポルトパラディーゾ」の名前は、東京ディズニーシー開演当時に実施されていたハーバーショー「ポルト・パラディーゾ・ウォーターカーニバル」に由来します。詳細は今後の記事でお話していきたいと思いますが、ダニエラ姫と呼ばれる人物が「パラダイスの港」を意味するこの名前をつけました。
また、ここにはザンビー二ブラザーズという三兄弟の大地主が住んでおり、このエリアのBGSに深く関わっています。彼らはオリーブとワインの製造所を改築し「ザンビー二・ブラザーズ・リストランテ」と呼ばれるレストランも経営しています。
【パラッツォ・カナル】
ここは、イタリアの水の都「ヴェネツィア」をモデルにしたゾーンです。カナーレ・デッラモーレ(愛の運河)という運河には毎日多くのゴンドラが行き交っています。(「アモーレ」は長友佑都選手が妻の平愛梨さんに向けて使った事で以前に流行りましたね^^)また、ヴェネツィアの水は海水であり、水害が多い地域であることが知られていて、このエリアの建物には水害の跡が生々しく残っていたり、潮水で風化してしまった様子なども再現されていたりします。
【エクスプローラーズ・ランディング】
ここは、大航海時代のイベリア半島をモデルにしたゾーンでガリオン船や「レオナルド・チャレンジ」と呼ばれる謎解きプログラムなどがあります。
実はこの要塞、元々は世界史にも登場するカール5世が避寒用の施設として使っていたものです。カール5世の統治期終盤には、「S.E.A.(Society of Explorers and Adventures)」と呼ばれる世界中の冒険家や探検家が加盟している組織に譲渡され、それ以来メディテレーニアンハーバーには多くの冒険家や探検家が訪れるようになりました。
(S.E.A.は架空の組織です。)
この「S.E.A.」は東京ディズニーシーだけのオリジナルストーリーではなく、世界のパークでも所属メンバーのストーリーがあるなどディズニーのBGSを紐解く上でとても重要な組織なんです!ぜひ覚えておきましょう!!!
ミステリアスアイランド
ここは、フランスの作家ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万里』とそれを元にして制作されたディズニー映画『海底二万哩』に登場する島がモチーフになったエリアです。
『海底二万里』の主人公で、このエリアを語る上で欠かすことができない人物がネモ船長です。彼は、探検家や発明家、研究者など様々な才能があることで知られていて、自身が発明したノーチラス号で海の中を冒険しています。
↑ミステリアスアイランドに係留するノーチラス号
プロメテウス火山に囲まれたこの秘密基地でネモ船長は冒険へと出かける準備をしているのです。
彼の残した発明品は数知れず、アトラクション海底二万里で私たちが乗船する潜水艇「ネプチューン号」やセンターオブジアースで乗車する「テラベーター」と「地底走行車」、秘密基地の掘削のために作られた「ドリリングマシン」などもその発明の一つです。また、ネモ船長は、「ネモニウム」と呼ばれる新しいエネルギー源も発見しています。
いかがでしたか?
そのエリアの時代背景に沿ったディズニーオリジナルのストーリーがあるということがわかっていただけたと思います。
特に「S.E.A.」は、2027年に東京ディズニーランドでリニューアルオープン予定のアトラクション「スペースマウンテン」で関連ストーリーがあるのでは?と噂されるなど、BGSオタク界隈でも重要なキーワードです!
次回は、
・アメリカンウォーターフロント
・ポートディスカバリー
をご紹介します!この2つのエリアの繋がりもとても面白いので是非お楽しみに!!
それでは、またお会いしましょう!
ボン・ヴィアッジョ!!