身を刺すように寒い夜です。
仕事を終えて、凍えながら大手町辺りを周って帰ってきました。
このような寒い夜は、自分はやはりバッハの管弦楽組曲第二番が、ふと恋しくなってしまいます。
ベルリンフィル、カラヤン指揮で、フルート奏者はカールハイン・ツェラー。
いや・・、辛く苦しかった青春時代は、本当に繰り返し繰り返し心の支えのように聴いていました。
その中でも「ポロネーズ」と「バディネリ」。
近寄り難さすら感じる、何という重厚で、壮麗で、貴高く、美しい音楽なのだろう・・。
今でもこの演奏を聴くとそう思います。
やはりクラシックは良いですね。
カールハイン・ツェラーのものではありませんが、こちらもヨーロッパ芸術への淡い憧れを感じる演奏です。
Bach:Orchestral Suite No.2 (Flute:Emmanuel Pahud)