久しぶりに川崎の東扇島(N)でコンテナの荷降ろしの仕事をして来て、今日は心地よい疲労感が残っています。
ペタをつけていただいたカルロスさんのブログ で、REOスピードワゴンの元ギタリスト、ゲイリー・リッチラスが亡くなったことを知りました。
やはりショックです。
実は自分はずっと、このREOスピードワゴンのギタリストの名前を知りませんでした。名前よりも、今も鮮明にあの『禁じられた夜』のギターサウンドが心に焼き付いている、自分にとってはそんなギタリストです。
レスポールのハムバッカー(ピックアップ)でピッキングハーモニックスを出しまくる独特のディストーションサウンドは、他のギタリストではけっして聴くことが出来ないものでした。
実は、高校生の時、アルバム『禁じられた夜』で大ヒットを飛ばしたREOスピードワゴンの名古屋公演に行ったことがあります。
やはりとても気になっていたゲイリー・リッチラスのギターはほぼアルバムの通りでした。
浪人中、わけあって靖国神社隣の九段坂病院に入院していたときも、ずっと聴いていたのはこのアルバムでした。
だから、今も『禁じられた夜』を聴くと、必ず夜散歩した北の丸公園や千鳥が淵を思い出します。
自分の記憶の中で、完全につながっているのです。
今は悲しい、というよりも、このような実力を持ったバンドが、ギタリストが、アーティストが、また現れてこないかな・・来て欲しい!という思いの方が強いです。
シングルリリースされて(全米No.1)REOスピードワゴンの代表曲となった『Keep on Loving You』よりも、深夜の洋楽番組を観てとにかく衝撃を受けた『Don't Let Him Go』、そしてゲイリー・リッチラスのギターが切なくも強烈に心を揺さぶるソロを奏でる、ラストの『I Wish You Were There』が、自分は一番好きなのです。
I Wish You Were There - REO Speedwagon
ああ、REOスピードワゴン!
ゲイリー・リッチラス!!