「儚き光のラプソディ」ー地球ゴージャスー | 映画と舞台 ひとりごと

映画と舞台 ひとりごと

映画と演劇、感想を含めた見所を簡単にご紹介します。

やっと感想書ける?!(笑)

 

ストーリー

ある白い部屋に一人の老婆。そこに次から次へと男女が訪れる。

孤児院で育った男 歩絵夢(ポエム)

サラリーマン中年男、そしてその友達

動物と話ができるというジョッキー

クルーズ船の支配人であるという男

そして、太平洋戦争中からきた一人の兵隊

 

なぜこの部屋に集められたのか?!

個々に自分たちの生い立ちを話し始めるメンバーたち、そしてメンバー全員が後悔し、その現実から逃げたいと思った時に白い扉が現れてここに入ってきたことがわかる。

果たして、このメンバーたちは元の世界に戻ることができるのか?!

 

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サラリーマンとその友人 寺脇康文さんと岸谷五朗さん

歩絵夢(ポエム)を中川大志さん、

老婆を保坂知寿さん、ジョッキーを風間俊介さん、

クルーズ船の支配人を三浦涼介さん、

兵隊を鈴木福さん

 













地球ゴージャスの舞台って、いつ以来だろ?

前に見たのは確か、三浦春馬くんが出演していた「星の大地に降る涙」だったかなぁ・・・多分2009年だから、もう15年も前(笑)

そして、地球ゴージャスも30周年を迎えたということだから、ほんと久しぶりに観た!

コロナの時にも観たいなと思っていたけれど、結局チケット取らずにそのまま。

昨日の最後の舞台挨拶の時に、どうも大阪で上演するのは3年ぶりだそうで、コロナでほぼ予定していた舞台が全滅していたそうである。

だから、岸谷さんと寺脇さんはとっても嬉しそうだった。

 

さて本題!!この話、結構奥深くて、キーマンとなったのは老婆とその若き兵隊さん。

2幕目は太平洋戦争末期の日本。神風特攻隊や人間魚雷など、若い兵士がお国のため、日本国の勝利のためとして、自分の命を国に捧げていた時代である。老婆は、その中の一人の兵士を手紙で励まし続け、39通目の手紙の返事が来ないまま現代まで生きていた。

そこへやってきた若い兵士は、その老婆の相手と同じ部隊に所属しているという。老婆はまだあったこともない兵士と最後の最後で互いに存在を感じ合い、そして出会うのである。

しかし、兵士はお国のため自分の命を犠牲にして戦いに行く。

 

現代からこの部屋に集まっているメンバーは、日本が敗戦したことを知っているし、敗戦したからこそ今の豊かな日本があるということを飛び込んできた兵士に言うが、全く聞く耳を持たない。

日本が負けるなんてことはあり得ない・・・・

メンバー全員で兵士に、自分の命を犠牲にしてはならない。生き延びてほしいと説得したが、その兵士は元の世界に戻っていった。

そのあとは・・・・(ネタバレになるので割愛)

 

現代でも戦争は無くなったわけではない。しかし、日本はあの戦争がどんなに犠牲を払っていたものかを知っているからこそ、戦争は起こしてはならないと言うことをずっと伝えているのである。

それも加味した内容であり、ちょっとほろっときそうなところもあったりした。

 

寺脇さんと岸谷さんの二人のコンビはやっぱり面白い。息ピッタリで、言うことなし。中年男性!!まだまだ頑張れる(はず?!)

中川大志さんは、安定してきたなぁ・・・

風間俊介さん、今回の役柄ががなり声を上げる暴れん坊なので、声がガラガラだから、歌ったら、あら?!大丈夫?って思ったところもあったけどね。それはご愛嬌!!演技は抜群だわ。

そして、歌といえば老婆を演じていた保坂知寿さん。

やっぱり劇団四季出身者は違うわなぁ。いつまで経っても上手!!

 

そして鈴木福さん、あの福ちゃんが大きくなって(笑)、大人の演技を観させてもらいましたわ〜

なかなかの存在感、というか2幕目は話の中心人物でもあるしね。

いい役だったと思うな〜

 

久しぶりの地球ゴージャスは、お腹いっぱい満足感を得た!!

また観にいこうかなぁ・・・

あ、ちなみにこの作品は、今日が大千穐楽だ〜

 



今日はここまで〜

チューチューチューチューチュー

 

 

 

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