宝塚歌劇団雪組「蒼穹の昴」 | 映画と舞台 ひとりごと

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映画と演劇、感想を含めた見所を簡単にご紹介します。

今日は宝塚雪組公演を観劇!!

 

ストーリー

中国清朝の時代。

梁文秀と李春児はよく当たるという占い師から、二人とも星空に輝く昴という星の元で選ばれし人間であると言われていた。

そして、その後、梁文秀は科挙の試験を首席で合格し、紫禁城へと向かうことになる。 同じ故郷で、義兄弟の契りを交わした李春児は貧乏な暮らしをしていたが、占い師の言葉を信じて妹である玲玲を田舎に残して、梁文秀と一緒に北京へ向かうのだが、その北京で李春児は自分自身で登りつめるといい行方不明となってしまった。

梁文秀は李春児が田舎に戻っているのではないかと思い、一度田舎に戻るが、そこには母親をも亡くししてしまい一人になった玲玲だけ。梁文秀は玲玲を連れて北京に帰り、紫禁城の光緒帝に仕える身となり、同志と一緒に皇帝のため民のために働いていた。

そこで西太后に使える宦官の中に李春児を見つけ、二人は再開をし、和解する。

紫禁城では、光緒帝を失脚させようと様々な陰謀が渦巻いている中で、二人は翻弄されていくのであった・・・

 

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梁文秀  彩風 咲奈さん

玲玲   朝月 希和さん

李春児  朝美 絢さん

 

浅田次郎さんの原作「蒼穹の昴」を舞台化したものである。

久しぶりの中国物で、それも清朝となると・・・

私の中での中国もので清朝はどうしても、「紫禁城の落日」が思い出される。

時代背景的には、「紫禁城の落日」の前の皇帝の話であるが、どちらにも西太后が必ず出てくるってすごい!やっぱり後ろで権力を握っていただけのことはあるな(笑)

 

雪組さんなので、私の一押しの和希そらさんも出演していて、役としては、梁文秀の同志で科挙の試験は2番目の成績という役柄。

やっぱり、お芝居も上手、歌も上手!!めっちゃ満足〜(笑)

 

そしてこの舞台、何と言っても専科の方々が6人も出ていることもあって、お芝居がしまる!!

西太后を 一樹 千尋さんが演じていたのだけれど、久しぶりに歌声も聞けて大満足!!

また伊藤博文役には汝鳥 伶さんが演じ、1シーンだけの出演だったけれど、舞台上に現れたらもう釘付け。

やっぱり専科の人が多い舞台はしまるなぁ・・・流石である。

 

2幕目は陰謀が渦めき、騙し合いもあり、少し難解なところもあったけれど、全体的にはベースがあるので、面白い舞台となっていた。

ちょっとだけ言うと、1幕目の内容を少し削って、2幕目の話をもう少し入れ込んでもよかったのかな?!

誰と誰がどんな陰謀を企てているのかと言うくだりがもう少しシーンの中に入っていてもよかったかな・・・

 

フィナーレの大階段・・・久しぶりにお芝居の衣装で下りてきたのが、新鮮だったな。

(トップさんと二番手さんと娘役トップさんは、お衣装は違っていたけどね!!)

全体的には◎!!

 

宝塚大劇場  11月7日まで

東京宝塚劇場 11月26日〜12月25日まで

 

今日はここまで〜

ラブラブラブラブラブ

 






 

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