こんばんは
お昼の記事も見ていただき
ありがとうございます♪
久々に東野圭吾さんの本。
クスノキの番人
*ネタバレを含みます。
本の裏表紙に書かれているあらすじだけでは、どんな話なのかよくわからなくて
発売も約一年前なので、新刊でもない。
それでもなぜか惹かれて、直感で買った一冊。
罪を犯して捕まり
突然現れた伯母と名乗る人物から、釈放と代わりに"クスノキの番人"を命ぜられる
このはじまりに特に引き込まれるものがあったわけではないのに、最初から入り込んでいて
やっぱり直感は正しかったと思った作品。
祈願とか願掛けじゃなくて、どうして「祈念」というのかという玲斗の疑問。
そこは最初からなんとも思っていなかったから
「あ、たしかに!」とはならなかったけど
「祈念」と呼ぶことに意味がちゃんとあるというその"意味"と
知らない人には迂闊に話してはいけないクスノキの存在、そしてそのクスノキのなかで行われていることに
玲斗同様、興味が増していきました
期待が高まっていたのもあって、祈念というものが明かされた瞬間、ショックを感じたのは否めません。
ファンタジーが好きではないから
だけど、ショックだったのはわかった直後のほんの一瞬。
古来から存在する木なら「有り得ない」とも言えないし、"念"という目に見えない力は信じられるので
ファンタジーとも違い、結果最後まで楽しめました
クスノキの「祈念」にまつわる佐治や、壮貴のエピソード。
そして、千舟の黄色い手帳。
最後にこんな事実が待っていたとは思いもせず、さすが!と感じながらも、少しのショックと切なさと
そして大きな温かさに包まれ
読み終えました♡
千舟の病状について、玲斗が気づいたとするシーンは読み返したけど
全てを知った上で、玲斗と千舟の会話や、黄色い手帳のシーンをもう一度全て確認したくなります
そして、余韻に浸っていたところ
来月5/23、シリーズ第二弾
「クスノキの女神」の発売を知りました
持ち歩けるように文庫の方が好きだけど
「番人」の方は文庫化までに3年…
読み終えたばかりだからこそ
今、すーっごく読みたい!!!
幸せな悩みです
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
また遊びに来ていただけたら
嬉しいです♪
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