評価★★★★★
出演: ベラ・ファーミガ, ピーター・サースガード, イザベル・ファーマン
監督: ジャウム・コレット=セラ
* * *
映画の完成度は相当高いが、
個人的には、この映画は好きではない。
いささか心臓に悪いし、
物凄くイライラする。
というワケで、監督の術中に、
見事にはまってしまうこと請け合い。
主役の娘の演技が憎らしいほど上手いし、
奥さんが発した危険信号をスルーしてしまう
旦那のデリカシーの無さに腹が立つ。
本当にストレスの溜まる映画だと思う。
(ま、たまにはいいかも)
こんなにストレスの溜まる映画は、
『ハードキャンディ』以来かも。
ただ、個人的には、オチが
『成長の止まってしまった大人』の犯行ではなくて
『徹頭徹尾理性のある子供』の犯行の方が
グロテスクで良かったような気がする。
この映画で気になったこと。
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●反社会的人格障害(以下wikiより転記)
他者の権利や感情を無神経に軽視する人格障害である。人に対しては不誠実で、欺瞞に満ちた言動をする傾向がある。以前は精神病質人格、社会病質人格(いわゆるサイコパス)と呼ばれていた。この人格障害は男性に多いとされる。
●境界性人格障害(以下wikiより転記)
境界型人格障害とも呼ばれ、思春期または成人期に生じる人格障害である。不安定な自己-他者のイメージ、感情・思考の制御の障害、衝動的な自己破壊行為などの特徴がある。DSM-IV-TR日本語版2003年8月新訂版より、邦訳が境界性人格障害から境界性パーソナリティ障害と変更されている。また、ボーダーラインと呼称される事もある。
●人格障害の子供
一見魅力的だが、友達を作れず友情は長続きしない。
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10-3-15(watched)