コロナワクチンが腎臓損傷と長期腎障害に確実に関連
03/10/2024 // キャシー・B

 

コロナワクチンの心臓への危険性はよく知られているが、もう一つ、このワクチンで苦しんでいる臓器がある。

疫学者、心臓専門医、内科医であるピーター・A・マッカロー博士によれば、このワクチンに関連して、腎臓や腎臓への影響が憂慮されるほど多く報告されている。

腎臓は全心拍出量の4分の1を受け取り、定期的に血液をろ過している。ワクチン接種を受けた人の約半数が血中に検出可能なレベルのCOVID-19ワクチンスパイクタンパク質を持つという研究結果があることから、スパイクタンパク質とmRNAが腎臓に沈着し、そこでスパイクタンパク質の発現を引き起こす可能性を仮定するのは無理からぬことである。

科学的レビューでは、予防接種に起因する腎障害や腎臓損傷のメカニズムについて28の発表があり、そのほとんどが自己免疫による炎症やサイトカインによる直接的な損傷に関連していた。

これは、ニュージーランド保健省の科学者が昨年プレプリント・サーバーで発表した、ワクチンが腎臓障害を引き起こすという論文と一致している。興味深いことに、この論文はプレプリント・サーバーから 「消滅 」したが、その後、腎臓に安全であるかのように数字を変えて、査読付きジャーナルに掲載された。

スティーブ・カーシュは、VAERSデータベースの情報を調査した結果、このデータベースの30年の歴史の中で、急性腎障害のシグナルがあったワクチンはたった1種類しかなく、それは確かにコロナワクチンであった。

 

医師たちはワクチンの害を認めることを恐れすぎている

問題なのは、医療関係者の多くが、ワクチンが何らかの障害を引き起こす可能性があることを認めることを恐れ、その可能性を重要視していないことである。医師免許を剥奪されると脅された後、多くの医師はワクチンを打った患者に何か異常がある可能性を示唆することさえためらっている。その結果、人々は必要な検査や治療を受けていない可能性がある。

コロナワクチンとウイルスそのものによる合併症の専門家であるマッカロー医師は、このことを心配している。血栓、心停止、心筋炎、脳卒中など「差し迫った医学的問題」を経験する人が非常に多いため、手遅れになってから腎障害が発見される可能性があるという。

コロナワクチン接種後に新たに発症した腎臓病を調査した韓国の研究者も同様の感想を述べている。彼らは、腎臓に関連した問題の既往歴のない人が、COVID-19ワクチン接種後に生じた症状(赤い尿、急性腎障害、腎機能低下など)を受けて医療機関を受診したケースを調べた。

この研究はコントロールされていないので、因果関係を決定することはできない。しかし、彼らはこう警告している: 「しかし、コロナワクチンは強力な免疫調節異常により、新規発症または再発性の糸球体疾患を引き起こすことが知られており、様々な治療効果が報告されている」

学術誌『Vaccines』に掲載された研究の結論で、彼らはこう書いている。"ワクチン接種とこれらの現象との因果関係を確認することはできなかったが、大量ワクチン接種が行われている現在、臨床医は、腎症状のある患者において、ワクチンが腎疾患を誘発した可能性を考慮する必要がある。」

もし医療従事者がワクチンの副作用について話すことが許されなければ、人々をモニターすることも、効果的な解決策を提供できるように問題の原因を特定することもできなくなる。しかし、今こそ、医師が十分な情報を得ることができ、専門家としての非難を恐れずに患者が必要な治療を受けられるように、非常に現実的な副作用を認める時なのだ。

 

 

 

べくるりー使いまくっていませんか?

 

ベクルリーの英語名は「レムデシベル」

もともとはエボラ出血熱用の薬

腎臓や肝臓に障害が出るんです。

 

 

処方される薬の名前に注意してください

 

 

 

 

 

 

「パンデミック条約」反対集会に1万人超、拡散する陰謀論 強制接種、その情報はどこから?「光の戦士」発言も

 世界保健機関(WHO)で議論されている感染症の世界的大流行(パンデミック)の予防や対応を定めた「パンデミック条約」案を巡り、「ワクチンの強制接種を可能にさせる」といった情報が、インターネットの交流サイト(SNS)を中心に拡大している。賛同する国会議員によって条約反対の議員連盟が結成されているほか、大規模な集会も開かれている。だが、主張の内容は事実に基づかず、WHOが「超国家主体として国家主権の上位に君臨する」といった、陰謀論の影響が色濃い批判も目立つ。(共同通信=佐藤大介)

 

▽厚生労働省は「悪魔」、メディアはYouTube中心

 「皆さんは光の戦士です」。5月31日、東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で開かれた「WHOから命をまもる国民運動大決起集会」で、共催団体の代表が呼びかけた。「光の戦士」は、世界を操る「ディープステート(闇の政府)」の存在を信じる陰謀論者が、それと戦う人との意味で用いる言葉だ。

 

WHOが条約の制定と、疾病の国際的な流行防止を目的とする「国際保健規則」の改定によって権限を巨大化させ、日本の主権が侵害されると主張し、登壇者が「厚生労働省は悪魔だ」と糾弾する場面もあった。集会は新型コロナウイルスのワクチン接種に反対する団体が主導し、参加者は野音の外も含めて1万人以上にのぼった。

 集会に参加した50代の男性は「ワクチン接種を強制しようとする動きをメディアは報じていない。われわれが阻止するしかない」と息巻いていた。娘と参加したという60代の女性も「政府やWHOの言いなりにはならない」と話し、ワクチンの危険性を力説した。

 

共通するのはメディアへの不信と、政府が何かを隠しているという考え方だが、そうした情報をどこから得ているのかを尋ねると、特定のYouTubeチャンネルなどを挙げ、新聞やテレビは「真実を伝えていないから見ない」と答える人が大半だった。

 ▽強制接種の記載、条約案になし 外務省も否定

 

ステージには、立憲民主党の原口一博元総務相が登壇し、コロナのワクチンを「生物兵器」と呼んで批判した。原口氏はディープステートの存在を公言するなど陰謀論的な発言が目立ち、条約反対の議員連盟でも中心的な役割を担っている。原口氏は集会後の取材に、「テドロスWHO事務局長の横暴を許さない」と語り、活動を活発化させていく考えを示した。

 6月のWHO総会では、条約案について加盟国間の意見がまとまらず、交渉を最長1年延期することが決まった。だが、問題となったのは医薬品開発の迅速性と公平性といった点で、ワクチンの強制接種は条約案に記されていない。国際保健規則は改定案が採択されたが、加盟国はこれまで通り、自国の政策に基づき保健行政を進められる。

 
 

 外務省はホームページで、条約について「(交渉過程で)国家主権の制限や基本的人権の侵害について懸念を生じさせるような内容に関する議論は行われていない」と記し、SNSで拡散する情報を否定している。

 NPO法人「アフリカ日本協議会」共同代表で、国際保健問題に詳しい稲場雅紀(いなば・まさき)さん(55)は「感染症の拡大や災害などに乗じて、政府が人権を侵害した歴史はあり、市民が監視をする必要はある」とした上で、WHOが主権を制限するといった主張は「陰謀論に基づく偽情報」と指摘する。

 稲場さんは、こうした情報が「多国間協調を嫌うトランプ前米大統領の支持者の一部など、極右勢力の主張が基になっている」とみる。「条約制定交渉に市民として適切に関与していくためには、偽情報に惑わされないことが大切だ」と話している。

 ▽護憲派の小林節氏の参加に衝撃 現在は「反省している」

 集会で注目されたのは、改憲に反対の立場で知られる慶応大名誉教授の小林節氏(憲法学)が参加し、壇上であいさつに立ったことだった。小林氏は「陰謀論者と言われてもいい」と述べ、運動に加わる考えを示すと、会場からは大きな拍手が起きた。一方、こうした模様は交流サイト(SNS)で拡散され、インターネット上では「(小林氏が)陰謀論に落ちた」と、驚きを示す書き込みが目立った。

 
 小林氏は集会に参加したことをどう考えているのだろうか。取材に対し、小林氏は「論争に参加するという考えで集会に参加し、治験がなされていないワクチンの危険性について啓蒙され、その点について賛同の発言をした」と説明した上で、「発言の一部が切り取られて拡散したが、多くの人から批判を受けて反省している」と話す。 
 

パンデミック条約やWHOを批判する集会の主張については「前提知識に欠けていて、荒唐無稽な発想だ」として、相容れないとの考えを述べた。集会後、主催者らが小林氏の事務所を訪れ、長時間にわたって主張を説明したが「WHOが世界を支配しようとしているとか、人体実験をしているとか、被害妄想としか思えなかった」と言う。

 小林氏は「批判の根拠がないと、周囲からは相手にされなくなり、被害妄想を強めて陰謀論に走っていく。それは新興宗教と同じものを感じた」と話している。

◎陰謀論に詳しいライターの藤倉善郎氏の話

 反ワクチンの陰謀論は、新型コロナ禍によって以前とは比べ物にならないほど広まった。いくつもの団体やグループが乱立して、それまで政治活動をしたこともないような人々を巻き込んで拡大してきた。最近の特徴は、保守活動家だった人々が運動を組織化している点だ。「反パンデミック条約」は、昨年末から反ワクチン運動の最重要課題となっている。
 5月の集会では保守系の団体が主催者側に本格参入し、反ワクチン運動は一気に保守的な色彩を帯びた。日本に限らず、陰謀論は強いナショナリズムを伴ってきたが、それが鮮明になった形だ。
 小林節氏が集会に参加したのは、護憲運動と反ワクチン運動をつなげる接点にもなりかねず、衝撃だった。反省しているのであれば、それをしっかり表明し、自らも発信してほしい。