いよいよ明日から「クワイエット・プレイス」シリーズ最新作の「クワイエット・プレイス:DAY 1」が封切りです。それを観る前におさらい鑑賞です。面倒なので「クワイエット・プレイス」(2018)、「クワイエット・プレイス/破られた沈黙」(2021)まとめてレビュー!

 

 

〇あらすじ

一作目は、音に反応して人間を襲う「何か」によって人類が滅亡の危機に瀕した世界で、「決して音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びている家族がいた。彼らは会話に手話を使い、歩くときは裸足で、道には砂を敷き詰め、静寂とともに暮らしていた。しかし、そんな一家を想像を絶する恐怖が襲う。

二作目は、前作で赤ん坊が生まれたところで終わったが、その続編となる。

生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが……。

 

〇感想

とりあえず、一作目で言いたいのは、なんでこんな時期に赤ちゃん作るん?この映画は宇宙人襲来の日をDAY1(一日目)としています。その為、映画の中で、よいしょ、よいしょで、あれから何日目の話かテロップが出てきます。

映画の冒頭は89日目、その時点で長女、長男、次男の3人がいます。ある事で末っ子の次男を宇宙人に殺されてしまいます。で、ジャンプ・ショットで472日目(約16か月/1年4ヶ月くらい)で、何やら奥さんが妊娠し、もう生まれそうな時期です。なので、妊娠期間が一般的な10ヶ月と10日としても赤ん坊が出来たのは宇宙人襲来以降なので、とりあえず〝我慢〟しよ。わかるけど、こんな時期なので、自分の家族を危険に至らしめるような家族計画は止めましょう。と切に言いたい一作目でした。

 

はい、次、二作目は、あれれ?、一作目の父が生きているぞ!確か一作目で主人公のエヴリンは旦那を亡くして、乳飲み子と二人の子供を抱えるシングルマザーになったのでは?と思っているとDAY1というテロップが表示されました。なるほど、話は宇宙人襲来前に戻りました。で、襲来されて前作からの続きとなります。

個人的には2作目の方が好きですね。色々と話が膨らんで面白いです。今起こっている危機的状況は全世界レベルの話というのが強調されています。ただ前回同様に長男が〝おっちょこちょい〟で皆の足を引っ張ります。映画「ジュラシックパーク3」のアマンダ的存在と言えば分かると思う。

 

ところで怪物の特徴と弱点を整理します。

「宇宙人(怪物)の特徴と弱点」

・聴覚はメチャ敏感で生物の存在などを微細な音で確認する。座頭市、ドント・ブリーズのエロ親父級です。しかしその反面、高周波やハウリングの音を嫌います。(映画「ジョーズ」の黒板をギリギリするのも効果あり)

・普段は硬い皮膚で覆われていて、ショットガン、炎、爆撃も跳ね返します。しかし、獲物を食べたり超音波で頭痛を感じると頭が開き急所が露出します。その時に頭めがけて必殺!真空飛び膝蹴りを食らわします。

・泳ぐことが苦手、というか泳げない。2作目で海で簡単に溺れるシーンがあります。なので島に避難したほうが良さそうです。

さて、三作目は舞台がニューヨーク、蛇と出るか蛇と出るか、期待しつつ映画館へ行ってきます。

 

※追記

主演のエミリー・ブラントって映画「ガール・オン・ザ・トレイン」で電車から人の家をのぞき見する人やったんやね♬人の家を覗いたり、音を立てないで赤ん坊を育てたり女優も大変w