〇あらすじ
通称「尼ロック」と呼ばれる「尼崎閘門（こうもん）」によって水害から守られている兵庫県尼崎市を舞台に、年齢も価値観もバラバラな家族が、さまざまな現実に立ち向かうなかで次第にひとつになっていく姿を描いた人生喜劇。
理不尽なリストラにより尼崎の実家に戻ってきた39歳の近松優子は、定職に就くことなくニートのような毎日を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまなアカン」が信条の能天気な父が再婚相手として20歳の早希を連れてくる。ごく平凡な家族だんらんを夢見る早希と、自分より年下の母の登場に戸惑いを見せる優子。ちぐはぐな2人の共同生活はまったく噛み合うことがなかったが、ある悲劇が近松家を襲ったことをきっかけに、優子は家族の本当の姿に気づいていく。
優子役を江口のりこ、早希役を中条あやみがそれぞれ務め、「尼ロック」のごとく家族を守る存在であり自由でロックな生き方をしている父を、笑福亭鶴瓶が演じた。監督は「よしもと新喜劇映画 女子高生探偵 あいちゃん」の中村和宏 。
2024年製作／119分／G／日本
映画.comより抜粋
これが実際の「尼崎運河」通称〝あまロック〟、現在も物資の運搬に使われている。
近年は、水運という用途以外の活用方法が注目を集めています。
〇感想
少し思っていたのと違いました。それでも関西の馴染み深い「尼崎」通称〝あま〟が舞台なので劇場公開終わる間際ギリギリで観てきました。尼崎ってゆーたら、お笑いのダウンタウンの地元で、よく大阪と勘違いされますが、尼崎は兵庫県になります。
尼崎は映画にも出てきますが、阪神電車、阪急電車、JRが通るのでメチャ交通が便利で下町な雰囲気がする住みやすい街です。映画はそこでの家族とは何や？みたいな話です。
主人公の優子役の江口のりこも兵庫県出身でバリバリの関西弁で演技していました。（関西というイメージが無かった）またその父親役である鶴瓶と、実の息子の駿河太郎が優子の友人役として出演し、親子共演していました。
映画の内容は鶴瓶演じる優子の父（65歳）が再婚相手に選んだのは、年齢が２０歳の市役所事務員の早希（中条あやみ）ええーー！年齢差が45歳！孫やん！（羨ましい～）ちと現実味のない話の展開が残念。更にその後の優子の見合い話、地震（阪神淡路）、台風、早希の妊娠などのエピソードを2時間枠の映画内に盛り込み過ぎて、観てる側もお腹いっぱいです。
関西のノリなので他府県の方からは、どのように受け入れられるのかが心配。でも調べると映画の公開地域は関西がメインでなので一安心、なので無課金サブスク鑑賞で十分かと思います。
主な出演者。中条あやみさんも大阪阿倍野出身でバリバリの大阪人。
鶴瓶以外の二人の女性は、シュッとしてて関西人には見えないｗｗ
※追記
映画.comの評価は4.3点！って高っ！平日のAM、劇場公開最終日の前日にも関わらず15人くらい観に来てた・・・。皆、こういうの好きやな～w