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〇あらすじ
地上600メートルの超高層鉄塔に取り残された2人の若者の運命を描いたサバイバルスリラー。
山でのフリークライミング中に夫を落下事故で亡くしたベッキーは、1年が経った現在も悲しみから立ち直れずにいた。親友ハンターはそんな彼女を元気づけようと新たなクライミング計画を立て、現在は使用されていない超高層テレビ塔に登ることに。2人は老朽化して不安定になった梯子を登り、地上600メートルの頂上へ到達することに成功。しかし梯子が突然崩れ落ち、2人は鉄塔の先端に取り残されてしまう。
2022年製作/107分/G/イギリス・アメリカ合作
※映画.comから抜粋
〇感想
やっと、この映画が本日からネットフリックスで配信されたので朝一から鑑賞しました。
大昔に先輩に誘われて似非ロッククライミングをしたことがあるが、二度としないって思いました。綱一本に自重を託して、何十メートルも登るなんてのは絶対に嫌です。わざわざ死に行くようなものです。個人的な意見ではあるが、そこに何の価値も見出せない。
なので、この映画は観ていると足元がゾクゾクし、ハラハラしっぱなしです。上手にCGを使って撮影していると感心しました。107分もアッという間でした。
映画の主人公のベッキーは、夫をフリークライミングの事故で亡くし1年経っても落ち込む日々。
それを見かねた親友ハンターが、二日酔いの迎え酒的な方法で再起させようとする。それは、今は使われていない地上600メートルもあるテレビ塔のテッペンまで登ろうとする無茶なチャレンジ。そもそもこの時点で引き返すべきである。
主人公のベッキーの父は娘のことを心配し色々と言うが、娘のベッキーは全く聞く様子がない。
これがこの映画の一番のポイントで親、先輩の言うことは素直に聞かなくても良いが、頭の片隅に置いておき、しれーっと従うべきである。(それが出来ないのが若さではあるが)
結果、二人は無謀にもテレビタワーの一番上まで行き、テンションが上がるが、劣化したハシゴが全て外れて降りる事ができない状態に陥る。更に、水が入ったリュックを落とす等の羽陽曲折があり、下へ降りる策が完全に断たれる。
ここで初めて主人公のベッキーは気が付く〝やはりお父さんの言う通りだった〟
以下、ネタバレを含む
実はベッキーと共にテレビ塔に登っている親友のハンターと、亡くなったベッキーの夫は不倫関係にあった。それがテレビ塔の頂上で、ある事から知ることになるベッキー。そしてベッキーの父親は男の勘で亡くなったベッキーの夫が〝そういう事をしそうな男〟である資質を見抜いていた。親友のハンターは不倫の報いか、テレビ塔の頂上から中間地点の場所まで落下し死亡する。そしてベッキーの結論は、全て父親のいう事を聞いていたら・・・。
しかし、最後は父親の本音で映画が締めくくられる
「亡くなったのが、お前(娘のベッキー)でなくて良かった」。
我がまま放題に育った娘に集まつたのは、烏合の衆とハゲワシであつた。
※追記
この映画を観て思い出した「日本むかしばなし」それは、「吉作おとし」である。
〝初心忘れべからず〟をテーマにした話です。
少し怖いですが、動画を貼り付けるので是非みてください。
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〇映画のお供
映画を観終わったら外は雨、、、梅雨には未だ早い。
とりあえず近所のスーパーでウナギ弁当が売っていたので購入。安定の味でした。