〇あらすじ

1930年、禁酒法下のシカゴ。財務省から派遣された特別捜査官エリオット・ネスは街を牛耳るギャングのボス、アル・カポネに敢然と戦いを挑む。ベテラン警官のマローンを始め、射撃の名手ストーン、税理士のウォレスといったメンバーに支えられ、ネスの捜査が始まる。しかし巨悪カポネの差し向けた殺し屋によって、ひとり、またひとりと犠牲者が……。かつてテレビドラマでも人気を博したアクション・ロマンを映画化。ケビン・コスナーはこの作品で一躍トップスターに。そしてデ・ニーロがまたも肉体改造に挑戦。
1987年製作/119分/アメリカ

※映画.comから抜粋

 

〇感想

古い映画ですが未だ色褪せない、どころか今みるほうがクッキリ、ハッキリです。

まずオープニングから、いきなりあのテーマ曲とタイトルが、ドーーーンって出てやられます。

 

 

次に、何をしですか分からないカポネの怖さをデニーロが、でっぷりと太り、葉巻を咥えて悪そうな

ヤツを演じています。映画の最後まで暴れん坊将軍です。ww(例のバットを振るシーンは強烈)

 

 

そして映画史に残るチョー有名な駅での銃撃戦、監督はデパルマですが、細かいカットを繋げて、

観客に今から何かが起こるよ~って、オーメン(前兆)してくれます。ベビーカーと大きな荷物を

同時にもって一段ずつ長い階段を上がろうとする母親、列車の様々な乗客、怪しい奴ら、主人公など約10分のシーンですが、色々なキャストが〝あのシーン〟のために待機しています。

 

映画の背景にある「禁酒法」は〝飲酒のせいで健康、治安が悪化し暴力事件につながる〟という国民の批判が増加します。またアルコールの過剰摂取が家庭生活にも支障を来すと訴える婦人活動の後押しもあり、1920年にアメリカ全土に禁酒法が施行されました。しかし密造や密売、密輸の裏稼業に目を付けたのがアル・カポネで、これにより巨額の富を築き上げました。

映画自体のストーリーは単純で、悪のアル・カポネVS正義の捜査官の話です。映画の展開は今みると粗削りですが、それがかえって理解しやすく、最後まで間延びせずに観る事ができます。

更に前述した3か所の見せ場のシーンによりメチャ盛り上がります。(他にも見せ場はある)

 

 

ところで、このような〝THE 正義〟を題材にした映画を観ると思いだす二つの作品があります。

 

まずはじめに「セルピコ」です。アルパチーノ演じる青年刑事が、警察内部の腐敗と戦う姿を描いた社会派ドラマで、監督はシドニー・ルメット(「丘」、「十二の怒れる男」、「未知への飛行」など)なので面白くない訳がないです。🎵特にセルピコが警察内、外で孤独に戦い、その容姿、精神が少しずつ変わる様が見物です。

 

そして最後は、映画ではなく漫画の「人間交差点-ヒューマンスクランブル/あの日川を渡って」

です。この漫画は自宅に全巻あり、繰り返し、繰り返し読んでいます。また2巻に掲載されている「あの日川を渡って」は涙腺ダム大決壊です!

このエピソードに出てくる台詞に「犯罪に重い、軽いはない」・・・うっぅぅ・・・;;

もうダメです。

「あの日川を渡って」を紹介した動画がYouTubeにありました。よければ参考にしてください。

 

 

 

〇映画のお供

「香港点心専門店 四季」

いつもの京都三条商店街です。そこにある香港料理で昼食です。

仕事で飯押しになり、13時ころに昼食です。香港出身のシェフが作る本格点心は、香り、風味が

未経験のもので一味違い美味しかったです。

 

13時ころで、店が空いていたのでお座敷へ。

 

 

〝あんかけそば〟のBランチに決定!マーボー茄子も気になる!

 

おお、これは色々ついて1,480円は安い!美味い!

御飯はお替りなしです;;

ジャッキーの映画の食事シーンに必ず出てくる饅頭は美味しい!(右はし)

それと映画のように箸がメチャ長い!これで戦えるぞ!