ええーー!こんなんある訳ないやん!いえいえ、事実は小説より奇なりです。

(事実ではないのもあります)

映画とはいえ、ここまでの状況設定をするか?!という映画3選です。

 

 

〇「ボーダー 二つの世界」

 

・あらすじ

「ぼくのエリ 200歳の少女」の原作者ヨン・アイビデ・リンドクビストが自身の原作をもとに共同脚本を手がけ、第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門でグランプリを受賞した北欧ミステリー。

醜い容姿のせいで孤独と疎外感を抱える税関職員ティーナには、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分けるという特殊能力があった。ある日、彼女は勤務中に奇妙な旅行者ボーレと出会う。ボーレに対し

本能的に何かを感じたティーナは彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にボーレに

惹かれていくティーナだったが、ボーレにはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった。
2018年製作/110分/R18+/スウェーデン・デンマーク合作

※映画.comより抜粋

 

・感想

この映画の独特な設定は何か所もあります。まず主人公のティーナが、匂いで人の感情(怒っている、Hな事を考えている、など)を嗅ぎ分けられる異能を持っていること。主人公ティーナとボーレ

二人の正体(ネタバレになるので書きません)と、彼らの性の儀式(モザイクで見えない!)、

極悪な組織の犯罪内容などが特異すぎて、ストーリー展開が先行き不透明で目が離せません。

独特なシーンの数々を観る事により、自分の倫理感を測定出来るのではないかと思われます。

 

 

 

〇「二 ト ラ ム」

 

・あらすじ
1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を映画化。事件を引き起こした当時27歳だった犯人の青年が、なぜ銃を求め、いかに入手し、そして犯行に至ったのか。事件当日までの日常生活を描き出す。

1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島。観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送る彼は、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく。「アンチヴァイラル」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公ニトラムを演じ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。
2021年製作/112分/G/オーストラリア
※映画.comより抜粋


・感想

主人公のマーティンは何かしらの知的または、精神障害があると思われます。それを認めつつも、

穏便に事を済ませようとする父親、その状況を冷たく傍観する母親の3人の関係性が特異な設定

であるといえます。

また、他の出演者のマーティンの彼女?(この設定も何と捉えていいのか)のヘレンの存在です。

おそらく年齢は50代くらいで、独りで沢山の部屋がある屋敷に住み、大量の犬、猫のペットを飼い、無駄に金持ちで変なファッション感覚の持ち主という設定も特異でした。

この映画の主題である〝なぜ彼はあのような惨劇を起こしたのか?〟という点ではイマイチ語るつくせていないような気がします。その為、個人的に「ポートアーサー事件」をネットで調べると色々と

情報が出てきます。その中で凄く気になる事が銃乱射前に言った一言が「白人ばっかりだ、ジャップは少ないな」と言い、店内に入りAR-15アサルトライフルで無差別に発砲したようです。なぜ日本人が少ないと言ったのでしょうか?日本人がターゲット?

 

 

 

〇「母という名の女」

 

・あらすじ
「父の秘密」「或る終焉」のメキシコ人監督ミシェル・フランコが母と娘の確執を題材に描き、第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞したミステリー。メキシコのリゾート地バジャルタの海沿いの家に2人きりで暮らす姉妹。17歳の妹バレリアは同じ年の少年の子どもを妊娠しており、姉クララは離れて暮らす母アブリルを電話で呼び寄せる。アブリルは献身的に娘の世話をし、母に不信感を抱いていたバレリアも徐々に心を許していく。やがて無事に女の子が生まれカレンと名付けられるが、カレンの世話をするうちにアブリルの中に独占欲が芽生えてしまう。カレンを自分の管理下に置こうとしてバレリアとの関係が悪化する中、アブリルは自身の深い欲望をついに実行に移す。主演は「ジュリエッタ」のエマ・スアレス。
2017年製作/103分/PG12/メキシコ

・感想

この映画では、こんな母親がいる?そのような役の設定が奇妙です。

映画に登場する母アブリル目線で簡単に説明すると、17歳の娘が未婚のまま子供(女の子)を産みました。相手の男も若いので子育てが出来ません。なので娘を無視して、赤ちゃんと娘の彼氏の両方のみを引き取り同居しました。(娘は居ない)更にその両方の下の世話までしました。一人の残された娘はブチキレました、みたいな感じです。まぁ~、娘の彼氏に手を出すのはタイトルが表すように「母という名の女」かな?でも、ラストの母の奇行は、タイトルも覆す展開です。

何でもアリか!?(怒)

 

 

〇映画は美味しい

「ケーニヒスクローネのクランツ」

濃厚なバタークリームのような映画を3本みた後には、あさっさりとした、、、なんでやねん🎵

頂き物です。バタークリーム好きにはたまらない、ケーニヒスクローネのクランツです♪
洋生菓子なのに日持ちもするので、お土産にもおすすめです。🎵

 

今回の映画のようにバタークリームも独特な舌触りです。でも、うみゃい!💛

冷たいアイスコーヒーと食べると、口の中に残ってしまうバタークリームは、

濃厚な映画を観た後の様。