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〇あらすじ
これまで幾度も映像化されてきた池波正太郎のベストセラー小説「鬼平犯科帳」シリーズを、十代目・松本幸四郎主演で新たに映像化する時代劇シリーズの劇場版。2024年1月放送のテレビスペシャル「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」に続く本作では、主人公の鬼平こと長谷川平蔵の過去と現在を交錯させながら、それぞれの時代で愛する者を救うため立ち上がる平蔵の熱き姿を描き出す。
長谷川平蔵のもとに、彼が若い頃に世話になった居酒屋の娘・おまさが現れ、密偵になりたいと申し出る。平蔵にその願いを断られたおまさは、平蔵が芋酒屋主人と盗賊の2つの顔を持つ鷺原の九平を探していることを知り、独断で調査に乗り出すが……。
テレビスペシャルに続いて、若き日の鬼平・長谷川銕三郎を幸四郎の実子である八代目・市川染五郎が演じた。そのほか平蔵の妻・久栄を仙道敦子、密偵・おまさを中村ゆりが演じ、劇場版ゲストとして志田未来、北村有起哉、松本穂香、中井貴一、柄本明が出演。
2024年製作／111分／G／日本
※映画.comより抜粋
〇感想
はい、本日から劇場公開の「鬼平犯科帳 血闘」を9:30からの回で観てきました。
メチャメチャ激シブ！カッコ良かったです。🎵話の内容もホロッとする場面もあり面白かった！
映画公開初日、1回目の上映を観るなんて言うと、メチャ鬼平ファン、フリークのように感じるかもしれませんが、全くの初見です。更に言うなら〝時代劇〟にそれほど興味はありません。
鬼平は今までドラマ化、映画化、アニメ化もされていますが、一度も観たことがありません。
では、まぜ観たのか？それには理由があります。
ドラマ「鬼平犯科帳」のエンディング曲の「インスピレーション」（ジプシーキングス）、これが
メチャメチャ好きです。ドラマのエンディングでインスピレーションが使われている→何のドラマ？→時代劇→時代劇にフラメンコギター？→YouTubeで検索→直ぐに鬼平エンディングが出てきた→
メチャ、ミスマッチやけど良い→どんな内容のドラマ？映画？→今日、映画を観た・・・。
という流れです。結果、映画を観るまでは「鬼平犯科帳」は、YouTubeで流れていたエンディングしか見ていません。
↓「インスピレーション」はこれ、やはりファンはメチャ好きみたい。
↓誇張されたCM、好きやけど🎵
そういう〝にわか〟まで辿り着けていない私が観た「鬼平犯科帳」は、「あ～やはり俺も日本人やなぁ～」って思いました。ベタ過ぎる時代劇の罠に「いらっしゃ～い」というくらいにダダハマり！
まず主人公の「鬼平（鬼の平蔵）」の異名を持つ火付盗賊改方（ひつけとうぞくあらためかた）
長官・長谷川平蔵がカッコいい！
ところで、火付盗賊改方（ひつけとうぞくあらためかた）とは、重罪にあたる放火犯や強盗犯、博徒を取り締まる役職である。未解決、重大犯罪を取り締まる警察庁のような組織。またそれに任命される事は有能である証。
この火付盗賊改方という組織の根幹は、幕府内に緊急事態が発令された時に、将軍を護衛する初動チームの弓組と鉄砲組。また、そのトップに先手弓頭、先手鉄砲頭がいる。更にそのトップの中から
兼務で火付盗賊改方が選ばれていた。まさに幕府内の「TOP GUN」それが鬼平の仕事だっ！
鬼平のキメ台詞は、悪人達へ次のように啖呵を切ります。「火付盗賊改方（ひつけとうぞくあらためかた）、長谷川平蔵である！ おとなしく縛ばくにつけぃ！」で、抵抗すると「叩き切れ！」となる。映画ではだいたい抵抗したので、映画の題名通りにスプラッターしていました。
この鬼平のキャラの魅力は、鬼平は昔は遊び人で京都の遊郭で遊びまくっていたようです。
その時に裏社会に足を踏み入れていた事もあり、その経験から鬼平は悪党や犯罪者の行動と心理を
理解し、悪党がどういった場所に行き、逃走するのか肌身に感じる事ができました。その異能を活かして鬼平は夕方になると笠をかぶり、着流し姿で江戸の町を警らし、犯罪の未然防止に努めていました。その姿はまるで、MADポリス！！ダークヒーロー！！、ただの、ええとこの坊ちゃんではありません。
自分も含めて、時代劇を観ること自体に慣れていない人は現代に置き換えると分かりやすいです。
鬼平は未解決・特殊犯罪チームのボス、部下は刑事、警察、夜鷹は風俗嬢、悪党は反社、密偵は街の情報屋などなど・・・。現代劇に例えると見やすいですよ🎵
映画館の様子を伺うと高齢の方が多かった。時代劇という映画のジャンルは高齢者が好んで観る映画というイメージは否めない。その為、今後の映画のマネジメントを考えると影響するのか？
気になったので総務省の統計局（人口推移2023年調査）を確認した。これからは鬼平の時代が到来する。「時代劇専門チャンネル」に登録しないと！（案件ブログではありません）ww
少子高齢化の我が国、日本ではあるが、これほどまでに・・・。40歳後半～70歳前半までのピークの山が高い、団塊世代と、そのジュニアの影響か？鬼平のターゲットはこの世代か！？
（更に言うなら、ソイレントグリーンを食べる時代は間近に・・・。）
鬼平パンフの価格が鬼価格！！2,240円！通常の倍以上！店員に「何でこんなに高いんですか？」
と質問、店員曰く「私どもが価格を決めている訳ではないので・・・」そりゃそうだ。
限定特別仕様ですから・・・とか、前頁カラー仕様ですからとか、写真が多い等の云々ないの？
〇映画のお供
いつもの「豚屋 とん一」本日特売日！ロースかつ定食700円也～🎵
メチャ並んでる。カツカレーは500円也～
ロースかつ定食700円！いつもいくら？、ご飯の状態がイマイチでした。カツはサクサク🎵