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〇あらすじ
殺人ナマケモノが大学の女子寮で巻き起こす惨劇を描いたアニマルパニックホラー。
パナマのジャングルで捕獲されたナマケモノがアメリカに密輸入された。地味な学生生活に焦りを感じていた女子大生エミリーは怪しげなペット業者に勧められ、SNSで人気を獲得するべくナマケモノを飼うことに。ペット業者を人知れず惨殺したナマケモノはエミリーに連れられ、大学の女子寮へやって来る。女子大生たちはナマケモノの愛くるしい姿に夢中になり、たちまち人気者となったナマケモノは「アルファ」と名付けられて寮のマスコット的存在となる。おりしも寮は会長選挙戦の最中で、人気と権力のシンボルであるティアラをめぐって女子大生たちがバトルを繰り広げるなか、ナマケモノは鋭いカギ爪で1人また1人と彼女たちを血祭りにあげていく。
2023年製作/93分/G/アメリカ
※映画.comから抜粋
キラーされる人たちと、キラーするナマケモノ
キラーする前にくつろぐナマケモノ
〇感想
久しぶりのレイトショーでの鑑賞。昨夜21:40からのスタート。GW中のディープな時間にナマケモノ映画を誰が観に来るねん!おそらく、俺様が9番スクリーンを貸し切り状態やろなっ!
って思っていたら30代カップルが嬉しそうに入場してきた!ええーー!他に行くとこないんかっ!?
おそらくカップルも誰もいないと思っていたんだと思う。
劇場の一番奥の隅に俺がひっそりと佇んでいると、ギョッとして驚いたようである。ホラーな夜の掴みはOK!
(何で演出担当せなアカンねん!)
・・・映画に関係ない枕の話で文字数を取りましたが・・・。
この映画は観るタイプを選ぶと思います。俺は全然こういう映画は慣れているので、観る方法を熟知している。
茄子がママ、キュウリはパパ、※「考えるな感じろ」(Don’t think, Feeeel)のようなレベルでないと鑑賞不可。
※映画「燃えよドラゴン」の冒頭で弟子を特訓している時にブルース・リーが言った名言。かつ、ジージャンズの合言葉。
一般大衆は〝ナマケモノ〟の何を知っているのか?動きがノロマでアホなイメージ?それを全て覆される映画である。
特筆すべき点は、今どき殺人ナマケモノをCGではなく、人形ロボットを使って撮影しているところである。
役者さんは、フレームの外からスタッフが投げたと思われる殺人ナマケモノの人形を受け取り、抱きかかえ騒いでいる感じ。
この人形ロボットは表情豊かで、殺人ナマケモノがメチャ〝悪い顔〟をする。それが〝いとおかし〟な雰囲気でCGではない妙な味わい深さがある。また存分にそのような映画を堪能したい方は「チャイルドプレイ」、「ウィリーズ・ワンダーランド」、「ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ 」をお勧めする。
ラストはスピルバーグのExtra-Terrestrialの〝あのセリフ〟で〆るところは、監督も「好きやなぁ~」ww
〇あとがき
レイトショーの独特なあの時間帯と、雰囲気が好きで久しぶりに堪能しました。
昨夜はどこかで(万博公園?)偶然、花火を打ち上げていました。
初夏を思わせる空気感と、花火と、殺人ナマケモノ、素敵なホラーナイトでした。
偶然見る事ができた打ち上げ花火。ww。早目の夏を感じた夜。
殺人ナマケモノからの御礼品の素敵なステッカー。
「よく観にきてくれたシャーッ!」って言っています。(知らXXX!)